佐伯が逆転V宣言「日本の試合は日本人が勝たなくては」

[ 2010年11月6日 17:25 ]

第2日、16番でバーディーパットを決めガッツポーズする通算10アンダーで3位の佐伯三貴

 【ミズノクラシック第2日】「日本でやる試合は日本人が勝たなくては」。日本選手最上位の3位につけた佐伯が最終日のチャージを宣言した。

 「ラインがしっかり読める」と好調なパットを武器に、5番で12メートル、15番は10メートルと長いパットを決め6バーディー。「1日5アンダー」の目標を初日に続きクリアした。

 3年前、22歳の女子大生プロとしてフジサンケイ・レディースで初優勝を飾ったが、その後はショットの不安定さが顔を出し、不振に陥った。

 しかし今季から「球筋を安定させよう」と、持ち球をそれまでのドローからフェードに変更。最近やっとドライバーショットが安定してきた。

 一昨年、諸見里しのぶと組んでワールドカップに出場した時から、キャディーバッグに日の丸をつける佐伯は、常々「愛国心」を強調する。

 韓国勢が優位に立つツアーの現状に不満を持つだけに、上位6人で唯一の日本選手という立場を「願ってもないプレッシャー」と喜んで受け入れている。

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2010年11月6日のニュース