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日本海側→クロゾイ&シマゾイ 太平洋側→極太アブラコゲット!~新成海岸、登別海岸~

[ 2021年12月24日 14:38 ]

クロゾイとシマゾイを手に筆者
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】冬の日本海には珍しい波一枚の好条件だったので、予定していた釣行日を前倒しして10日、せたな町新成海岸にチャレンジしてみた。

 30メートル先までは岩や沈み根で、その前のかけ上がりも根掛かり必至の荒根地帯だ。初トライのポイントなだけに、打ち込む距離や方向を変えながらの探り釣りである。オキアミを入れたネットコマセと1本針にカツオ切り身で、日が暮れた午後5時に開始した。

 10分待たずに早速の当たりで28センチの良型ハチガラが上がってきた。満潮午前0時の上げ潮まで当たりが頻繁に来るだろうと、手返しがいいように竿は2本。どちらかの竿を巻いている状態の中、竿尻が簡単に上がる引き込みを見せたのはクロゾイで、間髪入れず続けてシマゾイも来た。ソイはこの2匹だけだったが、その後もハチガララッシュは止まらず潮止まりの0時までに10匹ほどキープ。リリースした小型はそれ以上だった。

 0時で終了し、同町太田海岸で竿を出している佐藤渥さんの様子を見に行ってみた。こちらも入れ食いだったらしく、アブラコ1匹とハチガラは31・5センチを頭にキープ12匹で同じ数リリースしていたようだ。

 条件さえ整えば入れ食いモードに突入する瀬棚地区だが、翌週16日に再釣した時は波が高く、竿は出したものの30分で仕掛けを5個失いギブアップした。翌日は釣り場を冬アブラコが好調な太平洋に移動し、登別海岸で昼満潮を目掛け午前10時からウロ付きのホタテのヒモを使いスタート。竿を出したところ満潮30分前に51センチと47センチの極太アブラコを2本ゲットできた。
 日本海、太平洋ともに年内は十分期待できそうなので、好条件な方を選び釣行を楽しみたい。(苫小牧市・小坂 誠二) 

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