熱い“ナイター”シーズン開幕 両手に竿持ち交互にトントン 

[ 2021年5月12日 07:13 ]

薄暮の海で良型をゲット
Photo By スポニチ

 【富士村彩花のあやかりフィッシング】東京湾で夜釣りのアナゴが始まった。モデルで釣りガールの富士村彩花が乗り込んだのは南六郷・ミナミ。初挑戦の美味魚は釣趣満点。江戸前の小物釣りを堪能した。

 あいにくの強風予報。初めての釣りで当たりが分かるかな?暗くなってから酔っちゃわないかな?といろいろ心配になりながらも出船。ポイントは木更津沖。青イソメはたっぷりめに房掛けし、薄ぼんやり光るケミホタルをつけたら薄暮の海へ投入した。

 日が落ちると昼間とはまた違った海の姿にドキドキ、でもちょっとだけ怖い。夜の海はうっかり身を乗り出したらそのまま吸い込まれてしまいそうな、そんな不思議な魅力がある。

 底に着いたら細かくトントンと叩いて誘う。「あんまり激しく叩くとアナゴも食う暇がないからね、たまに止めてきちんと食う間も与えてあげよう」と安達任伯船長からのアドバイス。叩いた後はしばしステイ、当たりがなければまた叩き直す、これを繰り返して待つ。じっと当たりを待つ間に、両隣の常連さんはなんだか忙しく釣っている。え~そんなにたくさん当たりあるかな?と目をやると、なんと!竿を2本持って釣りをしているではないか。しかも置き竿ではなく、両方ともしっかり手に持って誘っている。こんな光景、初めて見たものだから、「そんなのアリ!?」と思わず笑ってしまった。でも船長いわく、これがアナゴマスターの釣り方なんだそう。

 「やってみるかい?」と船長がレンタル竿を2本用意してくれた。おお!これがアナゴマスターの二刀流。なんだかちょっとカッコイイ。仕掛けを下ろし、竿をそれぞれ持って交互にリズミカルにトントン…慣れないうちはギクシャクするも、叩いてるうちに次第にコツをつかんできたような気がする。すると左の竿に、ココココン!と分かりやすいアナゴアタックが。急いで右の竿を置いて、左の竿を大合わせ!アナゴは口が硬いので、しっかり合わせてあげよう。「巻いてる間にも当たりがあるかもしれないから魚を取り込みながら目先は置いてるロッドの穂先を見ててね」と船長に言われるが…もしかしてアナゴって物凄く忙しい釣り物なのでは?

 まったりぼんやりしながら釣るのがアナゴ釣りだと思っていたものだから予想外。でもこの忙しさが楽しい!無事に良型の江戸前アナゴをGET!なんだか可愛い顔をしている。

 夢中になって釣っていたら4時間は本当にあっという間。トップは常連さんの10匹。筆者もなんだかんだで6本GETし、初回にしては大満足の釣果となりました。

 釣ったアナゴは祥一船長がさばいてくれるサービスも。持っていくクーラーボックスも小さくてよいので、帰ってからが楽チンで助かりますネ!

 ◯…釣っていると、ん?なんだかイイ匂いがするぞ?釣れたアナゴを息子の祥一船長がその場で白焼きにして出してくれた。「釣ったばかりのアナゴはぷりっぷりだからね、ぜひ船の上で食べて行って」。ついさっきまで生きていたアナゴ。う~ん!アナゴと言えばお寿司屋さんで出てくるふっくらフワフワのイメージだけれど、確かにこれは味わったことのないおいしさ。身に弾力があって脂が乗っており、しょうゆとワサビがマッチしてたまらない。あまりにおいしくて、久しぶりに感動してしまった。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、南六郷・ミナミ=(電)03(3738)2639。出船は午後5時半ごろ(潮の干満によって異なる)。乗合料金7500円。

 ◇富士村 彩花(ふじむら・あやか)1988年(昭63)生まれ、北海道出身。慶大環境情報学部卒。モデルとして活躍中。趣味は釣り。最近ハマっている釣りはルアーマゴチ。

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