ピーク前から大物ヒラメ7・6キロ 低水温の時季…元気な生き餌確保で

[ 2021年5月5日 08:47 ]

早くも7・6キロの大ヒラメを仕留めた橋本隆行さん          
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 【釣り新鮮便】初夏を迎えるとヒラメファンの注目が一気に集まる場所がある。新潟県有間川沖だ。今年は雪解け水が入り水温が低い時期にもかかわらず、早くも7キロオーバーが飛び出している。大型を目指し直江津・えびすや釣具の謙信丸から出船した。(後藤賢治)

 夜ヒラメ船は午後5時出船の3便と、同11時出船の4便の2船ある。筆者は4便へ。入れ違いで帰港してきた3便の乗客に釣果を尋ねると、新潟県五泉市の神田光一さん(63)が4・5キロを筆頭に1・5~3キロ級を3匹という、クーラー満杯状態。良型を仕留めた長野市の坂井宏彰さん(35)にコツを聞くと「今は水温が低いため生き餌のマアジの活性が悪い。元気な生き餌を確保するのがコツ。焦らなくても餌さえ確保できればヒラメは多く釣れますよ」と教えてくれた。ヒラメの数釣り…ボルテージ最高潮のまま謙信丸に乗り込んだ。

 約30分で有間川沖に到着。集魚灯にコバルトブルーの海が照らされる。兼玉武雄船長の「どうぞ」の合図で仕掛けを投入した。10キロ級対策も兼ね、道糸はオマツリや擦れにも強いVARIVAS「クラウン船PE X8」6号を300メートル巻き、親バリは丸セイゴ18号、孫バリはトリプル8号、幹糸12号、ハリス10号(全長1・7メートル)、オモリは100号をセット。

 集魚灯にマイワシや小型のサバがすぐに集まり始め、1時間も経過すると船の周りはキラキラとにぎやかに。まずは集まった小魚をサビキ仕掛けで釣り、生き餌を確保する。早速、左ミヨシを陣取った長野市の宮下隆さん(73)が釣り上げたのは2キロ級。これが合図となり、船内のあちこちで当たりが出始めた。

 千曲市の吉池信晃さん、筆者にも同時に当たり良型をゲット。右舷トモの越谷市・橋本隆行さん(56)の竿が絞り込まれ満月状態に。「動かない、根掛かりだ」と言ったと思ったら、今度は「動いた魚だ!」と豪快なやりとりが始まった。仕留めたのは7・6キロの大型で「早い時期に大物が釣れてうれしい。これで水温が上がりマアジが元気良く泳いてくれるようになったら、13キロ以上のマンモスを狙いに来ます」とエビス顔。どんな大物が潜んでいるのか…夜釣りのヒラメはこれからが熱い。

 ◎ヒラメはパスタでおいしく食す!

 東京都瑞穂町の「寿し長」大将・長谷川勇一さんのお薦めは「ヒラメのレモン風味パスタ」。ヒラメの皮を使うため表面をコケ引きして5枚におろし、肝と卵はすぐ湯引きにする。身は皮つきで2×10センチ大に切り、小麦粉をまぶしフライパンにバターを入れ皮を下にして焼く。肝、卵も一緒に入れて、塩、コショウ、スライスレモン、レモン搾り汁を入れ蒸し焼きに。
 アルデンテにゆでたパスタの上に、ヒラメなどをデコレーションして、最後にバジリコをかけて完成。試食したお客さんにも大好評の逸品。ヒラメにレモンの珍しい組み合わせだが、最高のハーモニーを楽しめた。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、直江津・えびすや釣具=(電)025(543)8316。3便の出船は午後5時、4便は11時。乗合料金9000円。生きアジ1匹250円。この方面へは上越市・いとう釣具店=(電)同(544)1173、名立・龍宮丸=(電)同(537)2310=からも出船中。

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