チーム内藤 マゴチ55センチKO

[ 2021年4月26日 09:19 ]

<大助が釣る!>釣り上げたヒラメ(右)、マゴチと記念撮影に臨む内藤大助(撮影・河野 光希)
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 【大助が釣る!】ボクシングのWBC世界フライ級の元チャンピオン、内藤大助が挑んだのは東京湾のマゴチ。マアジ、アマダイ、カワハギとの“防衛戦”を無難にこなしてきたが、今回は超難敵。果たして釣果は…。

 餌のサイマキ(車エビ)は豊洲市場の岸壁に船を寄せて業者から購入。グルメな魚だぜ、マゴチは。

 で、船長が船を向けたのは横浜沖の水深20メートル。海面に竿先をつけて、オモリが着底したらそのまま竿が水平になる位置まで上げる。これがタナ取りのコツだ。マメなタナ取りが勝敗を決する。

 するとすぐに竿先に変化が表れた。僕はハードパンチャーだから、早いラウンドでのKO勝利が多かった。今回も一発で決めてやるぜ!と合わせたがスッポ抜けた。あれ?

 絶好の機会を逃したせいか、当たりは訪れない。だが隣で釣っていたマネジャーのショウの竿に当たりが来た。

 彼の身長は僕より約30センチ高い1メートル90。バスケットボールの経験者だ。「内藤さん、これを…」。渡された竿は“忖度(そんたく)のパス”。しばらくやりとりをした後、合わせると掛かった!上がってきたのは55センチの本命だ。ショウ、いい仕事をしたじゃないか。チーム内藤で釣った1匹ということにしておこう。

 当たりを出し、食わせて、掛ける…を自力でやってこその“防衛”だ。だが船が転進した木更津沖でも当たりは遠い。僕だけではなく船中全体で…と思っていたらショウがいつの間にか1匹追加。「すみません」って謝ることじゃないよ。でも悔しいな。

 試合終了のゴングまであと30分の富津沖。やっと待っていた当たりが来た。今度こそ、の願いを込めて思い切って合わせると、掛かった!そして強い引きが手元に伝わってくる。「これデカイよ」。海面にゆらりと姿を現したのはヒラメ。船長の出すタモに収まった1匹は49センチだった。

 本命のマゴチは自力で釣ることはできなかったけど、ヒラメの顔を見ることができたので今回は引き分け!

 ◆内藤 大助(ないとう・だいすけ)1974年(昭49)8月30日生まれ、北海道豊浦町出身の46歳。07年、WBC世界フライ級王座獲得。戦績は42試合36勝(23KO)3敗3分け。11年に引退後はタレントとして活躍中。

 ●「諦めない強さ」

 同釣記 絶対王者のポンサックレックへ挑戦すること3回。世界タイトルを手にした内藤さんだ。「最後まで諦めない」という気持ちの強さを釣りでも遺憾なく発揮してくれた。ヒラメを釣って帳尻を合わせる当たりは“持っている男”健在。同行したカメラマンの河野光希は「ヒラメとのやりとりがばっちり撮れました」。ファイトシーンの動画は「スポニチチャンネル」でご覧ください。(笠原 然朗) 

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