愛媛県武者泊 み~んなダイ好き!底物祭り

[ 2021年3月24日 05:30 ]

強烈な引きだった70センチもある特大のアオブダイ
Photo By 提供写真

 磯底物のハシリが、そろそろ四国の南西部で当たり始めた。釣友を誘って愛媛県愛南町の武者泊の磯へ釣行。本格シーズン前なので1匹も釣れない〝オデコ〟も覚悟しての竿出しだったが、イシダイ、イシガキダイ、アオブダイなどの底物が豪快にサオを曲げてくれた。(スポニチAPC・木村 俊一)

 武者泊の沖の磯で恒例の磯選びのジャンケン。同行した兵庫県尼崎市の前勉さん(72)とともにヤッカンという沖磯群にあるヒナダンの磯へ渡った。ここはヤッカンの中でも特級の釣り場だ。

 期待満々でサオ出し。上礁時は満ち潮で、前方から強く当たって西方向へ流れていたので、釣り座東側のワンド上になったところを狙う。ここに潮が入りこんで、仕掛けが止まりやすいためだ。

 当日に用意したエサは、ガンガゼウニとトコブシと呼ばれる貝。まずはよく使われているウニを刺して、仕掛けを投入する。トゲを丁寧に切り取ってから軽くハサミを入れておく。こうするとエキスが出るし、身が柔らかくなって、魚が食いやすくなる。

 軽く振り込んで、14メートルのところから狙ってみる。開始早々からサオ先がモゾモゾ動く。まだ水温の低い時期なので、食い込むまでじっと我慢。じわじわアタリが大きくなり、走ってくれた。手持ちにしていた竿でがっちり掛けると、海面に浮いてきたのは小ぶりな38センチのかわいいイシガキダイだった。

 続いて同じタナで約50センチのカンダイがヒット。ここで当たりが一度止まるが、午前9時過ぎに潮が緩むと強烈な引きが襲ってきた。じわりじわりと慎重に浮かせる。今度は70センチ近くもありそうな特大のアオブダイだった。

 ここまでアタリがなくてテンション低めの前さんだったが、納竿寸前に釣り座正面、25メートルのポイントを狙っていたサオが大きく舞い込んだ。途中で一度根についたが、道糸を緩めるとすぐに動いた。

 姿を現した魚をみて「おっ!銀ワサ(イシダイのオス)だ」と前さんが叫び、当方がセズレワイヤーを掴んで引きずり上げる。磯へ上げ、魚を持った前さんの記念撮影をしながら一緒に喜んでいる最中に、今度はこちらのサオが舞い込んだ。

 大慌てでカメラを置いて竿に飛びつくが、根に潜られて出てこずにジエンド。ちょうどイシダイが回遊してきたタイミングだったのだろう。残念だった。

 ただ、すべての魚がウニでヒットしたので満足。帰港してから銀ワサを計測してみると53センチの良型だった。同地は4月下旬ごろから本格的なイシダイの乗っ込みシーズンを迎えるので楽しみだ。

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