納竿前の30分クロダイ41センチ

[ 2020年5月3日 07:05 ]

低水温の中、40センチ超のクロダイを釣り上げた筆者
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【純平の磯リポート】秋田県男鹿半島にはクロダイの1級ポイントが点在している。男鹿市・戸賀漁港もその一つ。釣行した日は低水温の影響で大苦戦。だが外出自粛のGWも終わってから水温が上昇すれば有望だ。 (スポニチAPC・小林 純平)

 今年は、超暖冬の影響で極端に雪が少なく、3月にはポツリポツリとクロダイが姿を見せていたが、4月以降は、寒気が入るなど不安定な天気が続き、海水温も冷たい状態が続いている。

 これまで数回、各地を釣行したが、餌取りの小魚が全く見えず、付け餌のオキアミが食われることはなかった。

 釣行した日も気温は低いが、釣り場の戸賀漁港内はいくらか暖かさを感じる。攻略ポイントは、春の乗っ込み期の浅場ではなく、少し水深(7~10メートル)があるベタ底狙い。魚の活性があることを祈るだけである。

 釣り始めて数投目には、すぐに小さな当たりが出始めた。ロッドで合わせても魚はハリ掛かりすることはないが、魚の気配は十分で希望は持てそうだ。

 波もなく静かな水面だから微妙な当たりもばっちり取れる。

 しかし2時間ほどで潮が動き始めると、当たりがピタリと止まってしまった。仕掛けをはわせたり、逆に浮かせたりと変えてみたが、ウキはピクリとも反応しない。昼ごろになると風も強く、寒くなってきたが漁港内は湾内なので、いくらかしのげるのがありがたい。

 潮の流れが止まりかけた頃に再び当たりが出てきた。

 これがラストチャンスか。だが食ってくる魚は、30センチクラスのウミタナゴやフグ。ロッドをお辞儀させながら釣れ上がってきたのが良型のアイナメだ。

 本命の当たりは遠いようだが、魚の食い気は立っているのでクロダイが釣れる可能性は十分ある。

 あと30分だけ、と納竿を考え始めたとき、ウキのトップがスッと水中に消えた。張り気味のラインを通じてダイレクトにクロダイの強烈な引きが伝わってくる。やった!

 不規則に愛竿を引き込むやつは、間違いなく本命クロダイ。
 遠投ポイントでのヒットだから、足元まで寄せるには慎重なやりとりを繰り返す。そして1発ランディング成功。大型とは言えなかったが41センチでも大満足であった。

 今後、水温が上昇するとクロダイはもちろん、磯マダイも釣り場をにぎわすのは間違いない。

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