でっぷりにうっとり2.4キロ クロダイ

[ 2019年6月12日 07:15 ]

2・40キロ、52・9センチのクロダイを仕留めた溝内勝さん。“でっぷり”魚体に検量所ではため息がもれた
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 【バリバス・佐渡汽船カップ「佐渡島釣り大会」】バリバス・佐渡汽船カップ2019スポニチ「佐渡島釣り大会」が9日、新潟県佐渡島で開催された。44人の磯釣り師が参加した結果、新潟県佐渡市の溝口勝さん(33=フリー)が2・40キロ(52・9センチ)のクロダイを釣り上げ総合優勝を果たした。(久世 明子)

 東京都23区の1・5倍の広さを持ち、360度海に囲まれた佐渡島は沖磯、地磯、堤防…ポイントは無限大。参加者は思い思いの釣り場で、大物を狙っていった。

 総合優勝した溝口さんは「手っ取り早く大物が釣れる場所との噂を聞いていた」という汽水湖の加茂湖に初入釣した。コマセをまき仕掛けを作っていたら、あれ?何かが変。「ウキ一式を持ってくるのを忘れていたんです」。慌てて自宅へ戻り道具を手にしたものの、やる気はすでにダダ下がり状態。パチンコに行こうか…との思いが頭をよぎった。すでに3時間超のロス。加茂湖に戻ると前年覇者・長野県御代田町の小沼康行さん(57=自営業)の姿。胸を借りるつもりで、隣に釣り座を構えた。

 検量締め切りまで残り4時間。短時間で作った大量のコマセをまきまくり、仕掛けも浮き止めはつけない落とし込み釣法で狙う。ラインを張り気味にして沈めていた、午前11時ごろ。丸々太ったクロダイをゲットした。検量所に唯一現れた2キロオーバーに、見守っていた参加者たちもため息をもらした。

 総合優勝を手にした溝口さんは「小沼さんがいたことで、自信を持って狙えました。V2は狙いたいですね」と数多くの豪華賞品を手に喜びを爆発。それでも終了後には「これからパチンコに行ってきま~す」と底抜けに明るい笑顔で去っていった。

 ◇大会成績(1匹の重量、同重量の場合は全長、単位キロ)

 ▼クロダイの部 (1)溝口勝(佐渡市)2・40=総合優勝(2)田中賢一(軽井沢町)1・84(3)高橋孝三(長岡市)1・84

 ▼マダイの部 (1)松井隆(三条市)1・05(2)大橋誠(長岡市)0・84(3)午腸健一(見附市)0・76

 ▼青物の部 (1)井上龍也(佐渡市)0・34=イナダ(2)鈴木慎吾(同)0・18=マアジ(3)平原勇樹(同)0・14=同

 ▼フラットフィッシュの部 (1)宮内雄一郎(佐渡市)1・45=マゴチ(2)秀方正浩(同)1・24=同(3)本間直人(同)1・10=同

 ▼他魚の部 (1)佐藤正博(佐渡市)0・34=メジナ(2)橋本健太郎(新発田市)0・20=ベラ=敬称略=

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