ねちっこく攻めて 良型ジャガー&ドナルドソン連発

[ 2018年12月16日 07:53 ]

精かんな顔をしたジャガーが釣れたよ          
Photo By スポニチ

 【あかりの“管釣り”っちゃおう!】12月に入れば、気温が下がり、水温も安定して管理釣り場はまさに本番。低水温が得意のトラウトはいよいよ本気を出してくる。いつ行くかって?今でしょ!ふくだあかりが出掛けたのはキャンプ場やドッグランが併設された栃木県塩谷町の「尚仁沢アウトドアフィールド」だ。

 12月初旬は夏日を記録。外気温が下がらないため、取材日は水温も下がりきっていない。トラウトを釣るにはどうも具合が良くない。ちょっと難しい釣りになりそう。

 そこで釣り場オリジナルのちょっと形が特徴的なスプーン「BOTH」をいただき、早速トライ。水がかなりマッディーなので、カラーはケイムラや派手なグリーン系がオススメ。手前に魚がかたまっているということなので遠投はせずに、5メートルほど投げて手返しよくボトムを探る。

 スタッフから「巻いて釣るより、底をボトムパンプしたほうが反応が良い」と教えてもらったのでやってみる。するとすかさず当たりが。けれど釣れたのは小さなコイ。その後、ねちっこく攻めるも、なかなか当たりが出せず、魚がかたまっている場所を探して移動しながら細かく探ってみる。群れている魚は何やら追いかけ合っているので、スポーニングが始まっているらしく、さらに口を使いにくくなっているみたい。それでも集中してねちっこく攻めていくと足元のカケ上がりでヒット。釣れたのはナイスサイズのドナルドソン。その後も、同じ釣り方でカケ上がりを狙えば、ドナルドソンやジャガーが連発!

 ジャガーのオスは下アゴがせり出て婚姻色が出ている、ほれぼれとするような魚体が釣れてくれる。難しかったとはいえ、雨が降ったせいか活性が少し上がり、ドナ2匹、ジャガー4匹、コイ2匹が釣れ、大満足の釣行になりました。

 ここは数よりも、じっくりと一匹、一匹を丁寧に釣る釣り場。しかも釣れればほとんどが50センチを超える立派なサイズなのはうれしい。

 今年は暖かい日が多く、まだ本格シーズンに入っていない感じ。昼間暖かくて、夜寒い日が続くとポンド内の水温に冷たい層と温かい層ができる。すると対流が起こり、底の泥が巻き上げられて水が濁る。水温差もあるから魚が動きにくく、活性も落ちる。

 これからもっと気温が下がりポンド内の水温が一定になると水が落ち着き、水色もクリアになって魚も広範囲に泳いで活性が上がるので釣りやすくなる。お楽しみはこれからだ。

 管理釣り場とはいえ、いろいろな条件で釣れ方が変わってくる。それに対応できるルアーや釣りの引き出しを持っていると有利ですよ。

 《リリースする魚の陸揚げ禁止》今回は取材のため、特別に許可を取って撮影の際、魚を手持ちにしています。ルールでは皆さんが楽しく、元気な魚を釣るため、リリースする魚の陸揚げは禁止。リリースする魚はラバーネットを使い、リリーサーなどでハリを外し、陸には揚げずに速やかにポンドに放してください。

 ▼釣況 尚仁沢アウトドアフィールド(栃木県塩谷郡塩谷町鳥羽新田339の8)=(電)0287(45)2855。開門は午前6時半。営業は午前7時から午後5時。1日券4300円、女性・子供3800円。ほか各券種あり。

 ◇ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

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