×

“夏の夜のお楽しみ”イカ釣りいよいよスタート!

[ 2018年6月6日 12:48 ]

福井県若狭大島

釣り上げたスルメイカを手に笑顔を見せる、この日のサオ頭・愛知県あま市の宮崎晃大さん
Photo By スポニチ

 【釣りラブ】30度超の夏日も珍しくない季節が到来。そんな“夏の夜のお楽しみ”として毎年、待ちわびている人も多いイカ釣りが始まったと、福井県おおい町の若狭大島にある本紙指定店「フィッシングセンター ビッグワン」から連絡が入った。本格的シーズンはこれからだそうだが、3ケタの爆裂釣果の日も出ており、五目釣りを楽しみながらのイカの試し釣りに釣行した。(スポニチAPC・矢野 貴雄)

 現地へ向かった5月25日は、晴天で風も弱い絶好の釣り日和。午後3時出船で、五目釣りをまず楽しんでからイカ釣りという流れ。港を出て湾の入り口付近で魚影を探し、イカリが投入された。

 魚探レーダーに水深60メートル、底から少し上あたりを中心に魚の反応が出ていた。一度、底をとった後、少し上げた付近で誘いをかけながらアタリを待つ。

 エサはハリに沖アミを使用し、マキエにアミエビ。これ以外に根魚のガシラやアコウ狙いで、下バリにイカやサバの切り身を使うのもOKだ。この時期に沖アミを食ってくるのは、アジやレンコダイなど。イカだけでなくこちらも狙い目。何がかかるかワクワクしながらアタリを待った。

 しばらくすると、同乗の釣り人に待望の初アタリ。上がってきたのは30センチ弱のレンコダイ。これを皮切りにチダイも上がり始めた。

 徐々に潮が緩んでアタリが遠のき、ウマヅラが上がり始めたところで移動。次のポイントは底に岩礁があるようで、タイラバ使用の愛知県稲沢市・堀田正和さんが43センチのアコウを釣り上げた。他にもガシラや大型のアジが上がっているところで夕日が傾いてきた。お待ちかねのイカのポイントへ移動だ。

 水深は90メートル前後。用意した仕掛けは全長7メートルの5本バリで、オモリは60号を使った。早い時間はセオリー通りの底狙いから始める。底まで一度沈めた後、リールを巻きながらサオをあおり、イカからの反応を待つ手法だ。

 各自、様々なやり方で誘っていると、日が落ちた頃に最初の1匹が釣り上げられた。胴長25センチのスルメイカだ。ここで時合い到来!といった感じで次々と釣り上げられた。

 ただ…残念ながらこの日は短時間でラッシュタイムが終了。天気の良い、月夜のせいだろうか…。この後はポツリポツリと拾い釣りといった展開で、沖上がりの時間となった。

 この日のサオ頭は愛知県あま市の宮崎晃大さんで19匹。ただ、シーズンは始まったばかりで、7人で540匹を仕留めた日も出ている。スポニチ掲載の釣果表でチェックしながら、爆裂を期待して足を運んでみてほしい。

 問い合わせは「フィッシングセンター ビッグワン」=福井県大飯郡おおい町南浦、沖釣りが(電)090(3767)1130、磯・筏釣りは(電)090(7083)4837。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る