DF谷口彰悟「自らボールを放棄するような戦い方はしたくない」様々な手でクロアチア攻略を

練習で汗を流す谷口（左）（撮影・西海健太郎）
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　サッカーFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会で決勝トーナメントに進出した日本代表のDF谷口彰悟（31＝川崎F）が3日（日本時間4日）、練習後に取材に応じ、5日の決勝トーナメント1回戦クロアチア戦に向けて「ボールを持てる時間が増えるのではないかと予想して、そういう準備はしている。（ボールの）動かし方や相手がどういう守備をしてくるとか、どこらへんが空きそうとか、そこは共有しながら進められている」と言葉に力を込めた。

　1次リーグの初戦のドイツ戦と第3戦のスペイン戦ではボールを圧倒的に保持され、粘り強い守備から勝機を見いだした。ただ、「自らボールを放棄するような戦い方はしたくない。（森保）監督も常々話しているし、自分たちが主体となって、守備も攻撃もやっていきたい」と強調。そのうえで「もちろん相手に隙があれば一発で背後とか、そこは凝り固まらずにいろんな引き出しをみんな持っている」と様々な攻め手で前回準優勝国を攻略するつもりだ。

　また、DF板倉滉（25＝ボルシアMG）がイエローカードの累積で出場停止となる。「誰が出ても遜色なくやらないといけない。滉は体をしっかり休めて、勝ち進んだ場合の次の試合に備えてほしいとみんな思っている」。川崎Fで同僚だったセンターバックを8強に連れて行くことを誓った。