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入院のペレ氏が「緩和ケア」に移行と地元メディアなどが報道 腫瘍の化学療法を中止か

[ 2022年12月4日 02:41 ]

ペレ氏(AP)
Photo By AP

 サッカーの元ブラジル代表で「王様」と呼ばれ、史上最高の選手とも評価されてきた往年の名選手ペレ氏(82)が入院しているサンパウロ市内の病院で「緩和ケア」に移行したと地元メディアのフォーリャ・デ・サンパウロなどが3日に報じた。昨年9月の大腸腫瘍摘出手術後に定期的に続けてきた化学療法を中止したという。

 同氏は11月30月に再び入院。「全身の腫れ」などと報じた地元メディアに対し、病院側は2日になって「呼吸器系の疾患」と発表。ペレ氏は1日に激励などに感謝しつつ、入院は「毎月の訪問」と定期的な経過観察の一環とするメッセージをインスタグラムで発信していた。

 W杯カタール大会では2日のブラジル―カメルーン戦でスタンドに同氏の早期回復を祈る巨大なフラッグが掲示される場面があった。

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2022年12月3日のニュース