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前田大然“鬼プレス”が同点弾演出 GKへのバックパスに猛追

[ 2022年12月3日 05:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組   日本2-1スペイン ( 2022年12月2日    ハリファ国際スタジアム )

<日本・スペイン>後半、前田のプレッシャーを受けながらパスを出すシモン(左)。この直後に堂安のゴールが生まれた(撮影・西海健太郎)
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 日本代表FW前田が“鬼プレス”で同点弾を誘発した。スペインのGKへのバックパスを快足を飛ばして猛追。「後半は最初からプレスにいくとチームで話していた」。焦った相手は精度の低いパスを出すしかなく、そこを伊東が刈り取り、堂安の一撃につなげた。

 前半から任されたタスクを忠実に遂行した。「ブスケツを背後で隠して、起点をつくられないように意識した。そこを消せれば後ろで回すだけになる」。パスワークが身上の相手の心臓部を抑えた。

 シュートは0本。しかし、スプリント回数は62分間の出場で両チーム最多の60を記録した。25歳の韋駄天(いだてん)は、フォア・ザ・チームの精神でピッチを縦横無尽に駆け回り、勝利に貢献した。

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2022年12月3日のニュース