大番狂わせに各国メディアも反応　スペインのパイス紙「日本はもう翼たちだけではない」

FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグE組   日本2－1スペイン （ 2022年12月2日    ハリファ国際スタジアム ）

サッカーW杯スペイン戦での日本の勝利を伝える地元カタールの紙面＝2日、ドーハ（共同）
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　日本のスペイン撃破は各国メディアで驚きをもって伝えられた。決勝トーナメント1回戦でE組1位と対戦が決まっていたクロアチアでは試合の行方が注目され、スポルツケ・ノボスティ紙は「かつてない奇跡。日本がスペインを破ってクロアチアに向かう」と速報。ベチェルニ・リースト紙は「信じられない結末の末にクロアチアは相手を発見した。我々はスペインを回避した！」と番狂わせを歓迎した。

　スペインの主要紙パイスは人気のサッカー漫画「キャプテン翼」に触れながら「日本はもう翼たちだけではない」として、漫画やアニメで描かれた日本選手の強さが現実になったと評価した。またドイツがコスタリカを破ったことで2位にとどまったことにマルカ紙が「ありがとう、ドイツ！」と報道。ドイツ地元メディアのシュポルト1はドイツが最終戦を制しながら、勝ち抜けなかったことに触れ「日本が大きなサプライズ。E組を首位で通過し、世界王者4度のドイツを家に送り返した」と伝えた。