板倉　累積警告でクロアチア戦欠場　「うれしい気持ちと悔しい気持ちある」

FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグE組   日本2－1スペイン （ 2022年12月2日    ハリファ国際スタジアム ）

＜日本・スペイン＞サポーターの声援に応える板倉（撮影・西海健太郎）
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　歴史的勝利を告げる笛が鳴ると、日本代表DF板倉はピッチに大の字になって倒れた。目には涙が光る。大会直前の9月に左膝を負傷し、出場も危ぶまれた中、センターバックで3試合連続のフル出場。チームの1次リーグ突破に大きく貢献した。だが、前半39分に今大会2枚目の警告を受け、クロアチア戦は累積警告で欠場が決定。試合後は「うれしい気持ちと悔しい気持ちがある」と複雑な胸中を明かした。

　ロッカールームでも涙が止まらなかったが、主将のDF吉田から「（板倉）滉、泣くなよ、早いぞ！もう一個勝つんだよ！」と励まされた。「出る選手に託して、僕はサポートに回りたい」。次戦は“裏方”として、チームを支えることを誓った。