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“三笘の1ミリ”見極めは「人間には不可能」 元プロサッカー審判・家本政明さんが見解

[ 2022年12月3日 16:55 ]

元プロサッカー審判の家本さん
Photo By スポニチ

 元プロサッカー審判で、国際試合でも主審経験のある家本政明さん(49)が3日、ツイッターを更新。カタールW杯日本対スペインでの“三笘の1ミリ”について自身の見解を述べた。

 スペイン戦の後半6分、日本代表の三笘薫(25)がゴールラインぎりぎりで上げたクロスが“ゴールラインを割っているか、割っていないか”が世界中で物議を醸している。これについてサッカーファンから「これJリーグ 特にVARが無いJ2やJ3であればどのようなジャッジになっていた?もしくは、どのような対応されましたか?」という質問を受けた家本さんは「これは静止画でアップにして初めてわかるものであってリアルタイムで正確に見極めるのは人間には不可能です。競技規則が“審判も人間なのでミスをする。だから審判と判定をリスペクトしよう”といっている意味を理解する事はとても大事です。ちなみにこの試合、現場の審判の判定はゴールキックでした」と、プロでも見極めは難しいことを語った。

 家本さんからの返答に質問者は「今回は、ボール内部のセンサーとVARがあったからこその判定だったのですね」と納得した様子だった。

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