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闘莉王氏が「ヘボ」発言を撤回し謝罪 「前田ヘボ、上田ヘボ、浅野…ヘボじゃない!おわびいたします」

[ 2022年11月24日 18:51 ]

元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏
Photo By スポニチ

 元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏(41)が24日、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」を更新。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組で、日本代表がドイツを2―1で破る金星を挙げたことを受け、「緊急謝罪」とした動画で、自身の発言を撤回した。

 冒頭で「これは本当の話、おわびいたします」と切り出し「前田ヘボ、上田ヘボ、浅野…ヘボじゃない!取り消しじゃ。ようやってくれた!」と、決勝ゴールを決めたFW浅野拓磨(28=ボーフム)を称えた。「あのトラップで決まりましたね。謝罪します。取り消しです。浅野はヘボじゃなくなりました。あの大舞台で点を取ってくれたんです。ありがとうございます」と語った。

 闘莉王氏は大会前に動画内で、FWとして選出された浅野、前田大然、上田綺世について「ヘボ、ヘボ、ヘボ。3人をミキサーに入れて1人だけの選手を作るんだったら、それも作れないくらい、3人ともヘボ」と語っていた。

 途中出場の浅野は1―1で迎えた後半38分、右サイドでボールを持った板倉からの縦パス1本を絶妙なトラップで抜け出し、相手DFと競り合いながら角度のないところから右足を振り抜き、ニアサイドの上を抜き決勝点。GKノイアーも反応しきれない見事なシュートで歴史的金星に貢献した。

 「あのトラップが決まったんだな。もう体を入れて、相手が(ボール奪取に)チャレンジするんだったら、PKになりそう(な状況にした)。最後の最後は思い切って打って。ボール1個分のことろしかなかった。勝つべき得点につながった」と評価した。

 動画の最後には「日本バンザイ!浅野選手、ナ~イス!」と締めくくった。

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