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ポルトガル白星発進!C・ロナウド 先制PK弾でW杯史上初5大会連続ゴールを達成

[ 2022年11月25日 02:57 ]

W杯カタール大会1次リーグG組   ポルトガル3ー2ガーナ ( 2022年11月24日    974スタジアム )

<ポルトガル・ガーナ>後半、先制ゴールを決め喜ぶポルトガル代表C・ロナウド(ロイター)

 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会にポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37=無所属)が登場。1次リーグG組初戦であるガーナ戦に先発出場すると後半20分にPKから先制ゴール。W杯史上初となる5大会連続ゴールの快挙を達成し、3―2の勝利に貢献した。

 イングランド・プレミアリーグで世界的な人気を誇る名門マンチェスター・ユナイテッドに所属していたC・ロナウドだったが、インタビューでのクラブ批判が問題となり双方合意の上で契約解除。インスタグラムのフォロワー数が史上初めて5億人を突破し、英紙などで「地球上で最もデジタルな影響力を持つ人物の一人となった」と報じられるほどのスター選手でありながら無所属でW杯初戦を迎えることになった。

 今大会が“最後のW杯”とされるC・ロナウドは試合前の国家斉唱では目に涙を浮かべる場面も。気持ちの入った表情でアルゼンチン代表FWメッシに続き史上最多タイ5度目のW杯出場(6人目)を飾ると、前半31分にチャンス到来。DFライン裏へ抜け出しペナルティーエリア内で右足シュートからゴールネットを揺らしたが、惜しくも相手DFとの競り合いで反則があったとしてノーゴールの判定。スタンドからはもの凄いブーイングが上がった。

 0―0のまま後半へと折り返すと、後半17分にペナルティーエリア内での接触によりPKを獲得。このチャンスにキッカーとしてボールに優しくキスをし、丁寧にボールをセットすると右足でゴール左上にシュートを突き刺し先制ゴール。これがFWペレ(ブラジル)、FWゼーラー(西ドイツ)、FWクローゼ(ドイツ)らを超えるW杯史上初となる5大会連続得点となった。

 C・ロナウドは後半43分に“お役御免”となり途中交代。その後試合は互いに2点を奪い合う形になり、終盤にはイエローカードが飛び交う荒れた試合になったが辛くも1点差で逃げ切り、勝ち点3を獲得。同組のウルグアイ対韓国が引き分けに終わったため、1次リーグ首位発進となった。

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2022年11月24日のニュース