×

川島永嗣 権田PK献上も「心配していなかった」 コスタリカは「強い気持ちで来る…集中して臨まないと」

[ 2022年11月25日 02:37 ]

川島永嗣
Photo By スポニチ

 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は歴史的な逆転勝利を収めたドイツ戦から一夜明けた24日、GK川島永嗣(39=ストラスブール)が練習後に取材に応じた。

 ――金星をあげたドイツ戦。
 最後は相手がどうくるかで自分たちが対応しないといけない。タイトな中で耐えられたのは大きい。

 ――権田がPKを与えた場面。
 ゴンちゃん自身冷静だった。声を掛ける感じはなかった。本人がしっかりリカバリーしたし、そこまで心配していなかった。ああいう形で失点してしまうのはGKとしては不本意。でも試合は90分間ある。どうリカバリーできるかで、素晴らしいリカバリーで良いパフォだった。

 ――2戦目のコスタリカ戦について。
 振る舞いは変わらない。昨日の勝利は大きな意味がある。リーグ突破のためにも大事だが、(長友)佑都が言うように、次に結果を残さないと意味がない。個人の振る舞いはこれまでと変わらない。自分たちだけではなく若手も含めて気を引き締めているし、勢いも持って行ける。

 ――対戦相手のコスタリカについて。
 あとがない。ああいう試合をして、気持ち的には逆に強い気持ちでくる。ああいう結果だからといって気を抜くことはない。逆に1戦目よりも強い気持ちでくる。

 ――白星発進。

 まだ1戦だけど最終予選の厳しい戦いを勝ってきた。試合に出ている選手だけではなく、途中から出た選手が結果を残すという強い気持ちがなければゲームはひっくり返せない。自分たちは証明し続けないといけない。良い部分は一丸で持ち続けていく。

 ――アップからGKチームで一丸だった。
 前日も3人+下田さんで全員で戦おうと意思統一した。出場しない選手ができることはアップの時にしっかりしたボールを蹴ることだけ。どれだけGKが良いグループとしていられるかは大事だし、出る人は結果を残さないといけない。ゴンちゃんは証明してくれた。

 ――コスタリカ戦は成長見せる戦い。
 そうですね…。フラットに考えれば欧州でやっている選手たちが多い中で自分たちのスタンダードでなかったものがスタンダードになっている。ドイツにも受け身にならなかった。それをスタンダードで突き進んでいかないといけない。総合力としても、全員がやるべきことはハッキリしていた。ぶれる選手はいなかった。やれることは最初から最後まで遂行できた。

 ――指針か。
 昨日の試合は確実な自信。ただ次の試合に向かう。その先のことは早い。

続きを表示

2022年11月24日のニュース