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原口の思い背負うMF堂安は本田超えに意欲「リスペクトしている方。超えたい」

[ 2022年11月25日 03:29 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組   日本2―1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

練習に汗を流す堂安(撮影・西海健太郎)
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 歴史的勝利を挙げたドイツ戦から一夜明けた日本代表は24日、ドーハ市内で調整した。途中出場でW杯初得点となる同点弾をたたき込んだMF堂安律は本田圭佑超えを宣言。「まずはチームが勝つことが優先だけど、その中で自分の結果も求めていきたい。リスペクトしている方。超えたいですね」と日本人最多W杯4得点を決めている先輩を意識した。

 視線はすでに27日・コスタリカ戦へ向かっている。「まだハイライトしか見られてないんで、きょう90分見ようと思っています。ドイツへ向けた戦術をしてきたので分からないですが、メンタルのところは切り替わっているので問題ない」。次戦はスタメンの可能性もあり、イメージとフィジカルコンディションを作っていくつもりだ。

 背番号8の先輩の思いも背負う。これまでは「21」を背負うことが多く、8番は原口元気が付けていた。だが原口は落選。協会から背番号8を打診された時に「元気くんともやりとりした。律に付けてほしいと言ってくれた。彼も前回大会で得点を取っている。“運を少し分けてよ”とは言いました」という。

 W杯で2試合連発となれば日本サッカー界史上初。「代表復帰した6月は調子も良くて精神的にも落ち着いてプレーできた。その感覚や緊張感を持ってずっとプレーしようと9月、W杯に臨んでいる」。熱い心と冷静な頭でゴールを狙う。

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