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堂安 魂の同点弾から一夜 コスタリカ戦に意気込み「昨日の結果を忘れて、そのままのメンタルで」

[ 2022年11月24日 19:12 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本―ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

<日本・ドイツ>後半、堂安ゴールを決め駆け出す堂安(撮影・小海途 良幹)
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 FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は歴史的な逆転勝利を収めたドイツ戦から一夜明けた24日、MF堂安律(24=フライブルク)がオンライン取材に応じた。

 堂安は途中出場で0―1の後半30分に同点ゴール。左サイドで三笘がドリブルを仕掛けるとパスを受けた南野が左足でシュート。GKノイアーがはじいたところに堂安が詰め、左足でゴールネットを揺らした。

 初戦から一夜明け、堂安は「うれしいことにたくさんメッセージをもらったし、驚いたのは“おめでとう”よりも“勇気をくれてありがとう”という言葉をもらったのが印象的だった。僕はサッカー選手だがエンターテイナーだと思っているので、そういう意味ではその役割をお見せできたかなと思う」と語った。

 初戦については「ピッチで感じるくらいサポーターたちの圧も感じた。素晴らしい雰囲気だったと思う」とコメント。次戦のコスタリカ戦については、「結果次第では1次リーグ突破を決められるので非常に大事な試合になる。しっかりこの3日でマインドセットを切り替えて立ち向かわないと足下をすくわれる」と話した。

 チームはすでに切り替えているといい、「僕は先輩といる時間が長い。長友さんや吉田さんだったり、より多くのものを吸収できる先輩たちとコミュニケーションを取っている」と説明。代表でもポジションを掴めない時期が続いてW杯に入ったが、「唯一の救いだったのが、勘違いする僕なので、そのときでもW杯で点を取ると勝手に思い込んでいたし、絶不調で何も先が見えていない中でも勝手な想像なイメージは忘れていなかった。この性格には感謝したい」と語った。

 第2戦の相手、コスタリカは初戦でスペインに0―7で大敗した。堂安は「日本に有利だと思いがちだが、W杯は夢の舞台なので、誰ひとり1試合も無駄にしたくないので、消化試合みたいに諦める選手は世界中に誰もいないと思う。昨日の結果を忘れて、そのままのメンタルでやらないといけない。昨日の結果は忘れた方がいい」と切り替えて前を見据えていた。

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2022年11月24日のニュース