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C・ロナウド マンU退団発表「新しい挑戦をするのにふさわしい時期」

[ 2022年11月24日 04:20 ]

C・ロナウド
Photo By スポニチ

 マンチェスターUは22日、インタビューでクラブを批判したFWクリスティアーノ・ロナウド(37)との契約を双方合意で解除したと発表した。合意は即時発効でポルトガル代表のエースは24日に控えるガーナとのW杯1次リーグ第1戦を無所属で迎えることになる。

 C・ロナウドは03~09年にマンチェスターUで活躍してスターとなり、昨年の夏に12季ぶりに電撃復帰して攻撃陣の軸となった。しかし、今季就任したテンハグ監督の下で出番が激減。インタビューで「私に敬意を示さないので彼をリスペクトできない」などと発言し、クラブは契約解除を視野に法的手段も検討する意向を示していた。

 C・ロナウドはツイッターで「マンチェスターUへの愛は変わらないが、新しい挑戦をするのにふさわしい時期だ」と発信。クラブは「346試合で145得点した多大なる貢献に感謝したい。チームはテンハグ監督の下で進化し、好結果を目指すことに集中している」と声明を出した。

 ≪財政難でクラブ売却検討≫マンチェスターUは22日、クラブを所有する米国のグレーザー一族が、クラブの完全な売却を含めた選択肢を模索していると発表した。「取締役会はクラブに対する新たな投資や売却、会社が関係するその他の取引など全ての戦略的な選択肢を検討する」という。地元メディアでは完全な売却や一部売却、第三者機関との提携などについて、投資家に説明したと報じられている。グレーザー一族は05年にチームを買収したが、クラブの財政悪化や近年の成績低迷でサポーターから根強い批判を浴びている。

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2022年11月24日のニュース