町野修斗が明かす、ドイツ戦の決勝点の舞台裏とは「ベンチ側から僕たちが…」　

町野
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　FIFAワールドカップ（W杯）1次リーグE組初戦、ドイツ戦での歴史的な逆転勝利から一夜明けた24日、日本代表FW町野修斗（23＝湘南）が練習後に取材に応じ、FW浅野拓磨（28＝ボーフム）の決勝点の裏側を明かした。

　決勝点は、ベンチからの“後押し”によってゴールに突き刺さった。DF板倉滉（25＝ボルシアMG）のロングフィードに抜け出したとき、「オフサイドだと浅野選手は思っていたみたい」と町野は言う。オフサイドではないことを確信したベンチメンバーが、即座に声を張った。「ベンチ側から僕たちが“オフサイドじゃないぞ”と声かけをしたことによって、よりゴールに向かえたということは（試合後に浅野が）言っていた。出ている選手だけじゃなく、みんなで戦っているんだとより感じた」とその一瞬の出来事を振り返った。

　ドイツ戦で自身の出番はなかったが、「アドレナリンがめちゃくちゃ出た、夜も寝られないような。体感したことないくらいの試合だった」と話す。デビューを目指す第2戦に向け、コスタリカが0―7でスペインに大敗した試合を見てゴールのイメージを高めた。「攻撃する時間がドイツ戦より長くなるのもポゼッションの数字が上がるのも確か。僕の前線での起点や背後への抜け出しはドイツ戦より求められることなのかなと思う。攻撃陣にはチャンス」と腕をぶした。