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今季ラストタイトルへ浦和3発快勝 全3得点に絡んだ李「僕の大会に」

[ 2015年12月26日 15:20 ]

<浦和・神戸>前半25分、浦和の李がゴールを決めガッツポーズ

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝 浦和3―0神戸

(12月26日 ヤンマー)
 浦和のFW李が前半25分に左足でチーム2点目のゴールを決めるなど、全3得点に絡む活躍を見せた。

 「本当に最高ですね。ゴールは格別です」と笑顔の李。前半22分にはFW興梠の先制ゴールをアシストし、自らのゴールで2点をリードして迎えた前半44分には李のグラウンダーでのクロスをゴール前で武藤がスルーし、走り込んだMF宇賀神が3点目を蹴り込んだ。

 「前半は浦和らしいサッカーをして、浦和らしいビューティフルゴール。全員の選手が絡んだゴールを取れたと思う」と振り返ったが、前半に3ゴールが入る一方で後半に追加点を奪うことはできなかった。「後半は少し失速してしまった」と反省の言葉も口を突いたが、試合間隔が空いた中で「次の試合に向けていいサッカーができたと思います。少しぎこちないところはあったが、点を取ってからは自分たちのサッカーは通用するんだ、点を取れるんだという自信に変わって、みんな動きがスムーズになった」と胸を張った。

 リーグ戦では第1ステージを制しながら、チャンピオンシップ準決勝でG大阪に下克上を許し、年間王者どころか決勝進出もならず。今季最後のタイトルに懸ける思いは当然ながら強く、「この大会は僕の大会にしたいです。次も点を取って決勝に行って、そしてまた決勝でも点を取ってタイトルを獲れるように貢献したい」と語気を強めた。

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2015年12月26日のニュース