川澄“次も任せた”弾!初の五輪で「ヤッタ~」チーム1号

[ 2012年7月27日 06:00 ]

<日本・カナダ>前半33分、先制ゴールを決め、笑顔でガッツポーズする川澄

ロンドン五輪女子1次リーグF組 日本2-1カナダ

(7月25日 コベントリー)
 輝く笑顔だ。前半33分、なでしこジャパンのMF川澄が左サイドの角度のない位置から狙いを定めて右足を振り抜いた。ゴール右上のネットが揺れる。初の五輪でもぎ取った先制点。ヒロインは歓喜の輪に飛び込んだ。

 「結構、ヤッターって感じです。宮間選手が飛びついてきたのは分かっていたので、落とさないようにって思いました」。昨年9月の五輪最終予選、今年2月のアルガルベ杯といずれも大会初戦に得点。今大会もゴールを公言していた。左サイドにいた沢から前線の大野にボールが渡るとゴールライン際を走り込み、ヒールパスを振り抜いた。

 直前のコンバートにも対応した。それまで2トップの一角だったが、22日の非公開練習から左MFに変わった。だが「アルガルベの時も左MFで試されたりしていましたから」と戸惑いは皆無。INAC神戸の3選手が絡んで生まれたゴールには「しのさん(大野)がしっかり出してくれた。どんどん連動するのがいい形だし、言葉がなくても分かるということを出せた」と胸を張った。

 試合前日に左手は金色、右手は五輪カラーの5色のマニキュアを塗った。岩清水にもユニホームを模した背番号入りのアートネイルを施すなど「ネイルサロン川澄」を久々にオープン。ネイル効果を尋ねられると「今までの準備です」と練習の積み重ねでつかんだ勝利であることを強調したが、五輪最終予選以来の代表戦でのネイルは気合の表れだった。

 「優勝するための6分の1の試合だけど、次が決勝トーナメントに行けるかどうか大事。しっかり勢いに乗って、必ず勝ちたい」

 28日に対戦するスウェーデンには昨夏のW杯で2得点を挙げ、シンデレラとなった。いまやシンデレラからエースになった川澄が、次も決める。

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