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ノリさん2位通過OKも…メンバー大幅入れ替えは否定

[ 2012年7月27日 06:00 ]

<日本・カナダ>後半、指示を出す佐々木監督

ロンドン五輪女子1次リーグF組 日本2-1カナダ

(7月25日 コベントリー)
 なでしこジャパンの佐々木監督が1次リーグ2位通過もOKとの姿勢を示した。

 1次リーグ1位通過なら準々決勝で米国かフランスとの対戦が濃厚だが、2位なら準々決勝はブラジルや英国と対戦する可能性が高い。FIFAランク1位の米国や、直前の親善試合で完敗したフランスとは準決勝以降に顔を合わせる2位通過の方がメダルには近づく。白星発進から一夜明けた26日、指揮官は「2位を狙うか」との問いに「全然ありますね」と意味深に答えた。

 その一方で「2位の方がいいよねというのはあるけど、流れもある」とスウェーデン戦でのメンバー大幅入れ替えは否定。2戦目も主力メンバーで臨み、勝って準々決勝進出を確定させた上で31日の南アフリカ戦には控えを起用。試合を落として2位になったら結果オーライとの考え方だ。

 指揮官に余裕が生まれたのは采配が的中したから。カナダ戦では2トップをそれまでの大儀見、川澄から大儀見、大野に変更し、川澄を左MF、宮間を右MFに据えた配置がずばりはまった。「大野と川澄のポジションを変えて機能してよかった。それは僕が称賛されるとこでしょ」と冗談めかした指揮官。タクトもしゃべりも絶好調だ。

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2012年7月27日のニュース