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マンU1号から一夜…香川、先発定着に自信!英各紙も絶賛

[ 2012年7月27日 06:00 ]

高級時計ブランドのファッションショーに登場したマンチェスター・ユナイテッドの香川真司

 マンチェスターUの日本代表MF香川真司(23)が先発定着に自信を見せた。移籍後初得点を決めて、1―0勝利の立役者となった上海申花との親善試合から一夜明けた26日、クラブがスポンサー契約を結ぶ時計ブランド「HUBLOT」のイベントに出席。南アフリカ、上海遠征を通して技術面は通用することを確信したことを明かし、メンタル面さえ充実すれば定位置争いを勝ち抜けると分析した。

 無数のフラッシュを浴びてステージを歩く香川は自信に満ちあふれていた。上海市内のホテルで行われた「HUBLOT」のファッションショー。ファーガソン監督、ファーディナンドらがモデルを務める中、日本人MFは誰よりも大きな歓声を浴びた。イベント前の会見では「技術的にはやっていける」と明言。「あとは自信を持ってやれるかどうか。メンタル面の強さが求められる。自分自身を強く持ってやり続けられるかどうか」と精神面の重要性を強調した。

 チームは26日に上海合宿を打ち上げ英国へ出発。帰国後はルーニー、ウェルベック、エブラ、ジョーンズ、ナニ、ヤングの代表組6選手が合流する。定位置争いは本格化するが、香川にはドルトムントで結果を残した自負がある。ファーガソン監督もクラブ公式サイトで「ドルトムントの1年目から香川のプレーに注目していた」と説明。香川獲得が2年越しの計画だったことを明かした。

 移籍後初ゴールを決めた上海申花戦から一夜明けた26日付の英国各紙に「KAGAWA」の名前が躍った。デイリー・ミラー紙は「真司」と「INCREDIBLE(信じられない)」を合わせた「“SH”INCREDIBLE」というユーモアな見出しで報道。サン、テレグラフ、ガーディアンなども新助っ人を絶賛した。東方体育日報が1面で香川を扱うなど中国でも大きなニュースとなった。8月20日のリーグ開幕エバートン戦まで約1カ月。背番号26は開幕スタメンに向けて前進している。

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