大泉洋が北海道・函館へ 映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」をPR 

[ 2024年3月26日 21:00 ]

函館山からの100万ドルの夜景をバックに撮影する大泉洋(左)とコナンくん
Photo By 提供写真

 俳優の大泉洋(50)が26日、ゲスト声優を務めるアニメ映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」(4月12日公開)の舞台となった北海道函館市でPRイベントを行った。

 今作は函館のさまざまな観光名所でオールスター級のキャラクターが繰り広げる、お宝争奪をかけたバトルミステリー。函館のある財閥の収蔵庫に、怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届くことで始まる。大泉は北海道警捜査一課の川添刑事役で出演。「ちょっとドジな所とか、自分の手柄を大きく言うところは似ている」と自己分析した。一方で川添刑事は車を運転すれば必ずぶつけてしまう一面もあり、「俺はあそこまで運転は下手じゃないけど」と笑った。

 この日から市内の五稜郭タワーと金森赤レンガ倉庫に、怪盗キッドからの予告状を模した巨大看板などが登場。大泉は怪盗キッドの声を演じる山口勝平と一緒に同地を訪れた。

 大泉は北海道江別市出身。「幼少期から何かと旅行で来ていたのが函館。旅行が楽しいと思ったことがない子供だったけど、函館は見るところが多い街で楽しかった。港も赤レンガ倉庫もあるし、坂を上ると教会群があったり、夜景が感動的だったり。大人になってからも劇団で来たり、プライベートで来たりしてますね」と思い出を明かした。特に「100万ドルの夜景」が見られるとして有名な函館山は「夜景がきれいでデートにピッタリ。劇中でも平次と和葉がイチャイチャしてる」と話し、自身のそうした経験を聞かれると「少なからずありますね。デートで来ました」と笑いながら明かした。

 劇中ではコナンのキャラクターたちが函館の各所で派手なバトルを繰り広げている。一足先に作品を鑑賞した大泉は「正確に街が描かれているので、爆破されたのはここだとか分かる。キッドがホテルから飛び降りていくところはいつも俺が泊まってるホテル。俺の部屋じゃんって」と笑いながら話した。もともと北海道愛が強いのに加え、函館市長は実兄の潤氏が務めている。「観光客がたくさん増えるのでは。聖地巡礼する場所がたくさんあるし、コナンくんの足跡を追っても楽しい」とPRした。

 コナンの劇場版は今作で27作目。コロナ禍で映画館が休館となるなど大きな打撃を受けた2020年公開の「緋色の弾丸」を除き、ここ10作は興行収入が右肩上がりで推移している。特に昨年公開の「黒鉄の魚影(サブマリン)」では初めて100億円を突破し、138億3000万円を記録した。

 今作はその記録を超える可能性も見えてきた。一般向けの試写会を一切行わない施策を取っており、公開まで謎に包まれた部分が多い。前売り券が過去最速で20万枚を売り上げるなど、ファンからの期待値も高い。大泉も「最高記録を出していただきたいですね」と期待を寄せた。

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