がん闘病中の森永卓郎氏　「昨日疲れて」の理由告白「タクシーに…」家族総出の騒動も「命拾いしました」

経済アナリストの森永卓郎氏
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　経済アナリストの森永卓郎氏（66）が26日、ニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー！」にリモート出演。前日に起こったアクシデントについて語った。

　卓郎氏は昨年12月に「膵臓（すいぞう）がん」のステージ4と診断を受け、その後、詳細な検査で「原発不明がん」とされた。

　卓郎氏は「私も昨日疲れてですね」と切り出すと、「なんでかって言うとタクシーにスマホ忘れたんですよ」と打ち明けた。

　以前パーソナリティーのフリーアナウンサー・垣花正がスマートフォンをなくしたと聞いており、「2台持ってたんですね。スマホを」と森永氏。それでも「2台とも忘れるっていう」と続けた。

　そのため息子で経済アナリストの森永康平氏にも電話をし、「そのスマホにも電話してもらったんですけど」と回顧。「結局オチはカッキー（垣花）と一緒で、うちのカミさんがずーっとスマホに電話をし続けて。そしたら運転手さんから電話がかかって来てですね、凄いいい運転手さんで、文化放送に持って来てくれました」と説明した。

　垣花が「そんないい人いましたか」と感心すると、卓郎氏は「本当にありがたかったです。もうスマホないと何にもできないっていうのが死ぬほど良く分かったんで」としみじみと話した。

　この日スタジオでゲスト出演していた康平氏は「昨日親父からメールが来て、“この番号に電話してくれ”って言われて。“なんで”って言ったら“携帯をなくした”と。そしたら母親からもその直後に連絡が来て。“携帯をなくしたらしい”と。家族総出で」と苦笑した。

　卓郎氏は「本当に命拾いしました。このまま出て来なかったら大変だったんで」と安堵（あんど）していた。