「不適切にもほどがある」何個気づいた?「One回」コーラスライン他“極めつき”は…ネット「天才的」も

[ 2024年3月26日 10:30 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第9話。酸素ボンベを装着しながらも、娘のために歌い、踊る犬島ゆずる(古田新太)だったが…(C)TBS
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 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月22日、第9話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第9話は「分類しなきゃダメですか?」。社内報のインタビューに応じた犬島渚(仲里依紗)。その記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わん)が、渚の発言は自分に対しての「アウティング」(本人の了解を得ることなく、性自認や性的指向を公に暴露すること)かつ「マタニティハラスメント」だと、カウンセラーの小川市郎(阿部サダヲ)に相談。市郎から事情を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけじゃないとショックを受ける。秋津真彦(磯村勇斗)は社内モニターとして登録中のマッチングアプリで証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)とマッチ。待ち合わせのため、市郎とともに喫茶「SCANDAL」へ…という展開。

 この日は「One」「ワン」「わん」つながりの回だった。

 犬島ゆずる(古田新太)のミュージカルシーンは名作「コーラスライン」の「One」がモチーフとみられる。歌詞には「ワンチャン 決めつけないで」など「ワンチャン」が連発。救急車に乗ったゆずるは、犬が「ワン!」と吠えると飛び出し、再び歌い、踊った。

 失恋した秋津くんに、市郎が歌ったのは“ワンチャン”「One more time,One more chance」(97年発売、山崎まさよし)。

 渚の愛称は「わんちゃん」。“極めつき”は、後輩・杉山役を演じたのがゲストの女優「円井わん」だった。

 SNS上には「ワンワンワンな回だった」「ワンチャンとコーラスラインの『One』を掛けるなんて天才的」などの声も上がった。

 タイムマシン運行は残り1往復分。渚を連れて昭和に向かった市郎は…。次回は15分拡大で最終回(第10話)「アップデートしなきゃダメですか?」(3月29日)が放送される。

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