八代英輝弁護士 大谷の声明「時系列から納得がいった」今後の各メディア裏付け取材に注目

[ 2024年3月26日 18:43 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(59)が26日、TBSテレビ「ひるおび」に出演。ドジャース・大谷翔平投手(29)がこの日、会見し発表した、専属通訳だった水原一平氏(39)の違法賭博問題に対する声明について語った。

 大谷は「僕も話したかったので、うれしく思います」と切り出し「信頼していた方で、悲しいし、ショックです」「僕はスポーツ賭博に関与してない」「彼が僕の口座からお金を盗んだ」「みんなに嘘をついていた」「言葉では表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきました」などと説明した。

 八代氏は会見について「端的だと思います」と評価。「大谷さんが水原さんとの人間関係では“主”で、大谷さんが実際は賭け事をやってたのではという疑惑を持つ人もいる。米社会の中のアジア人差別やいろんな関係性の中で、しっかりしたメッセージを発する必要性もあった。自分は一切賭博、送金に関与していないと言明してくれたのは非常に強い意志だった」と受け止めを語った。

 水原氏が米メディア・ESPNのインタビューで話した内容を撤回したことでさまざまな憶測を呼んだが、八代氏は今回の大谷の証言で「合点がいったというか、腑(ふ)に落ちた」と語った。

 韓国戦でのドジャース開幕戦後のミーティングで、水原氏が自らがギャンブル依存症などと選手、関係者らを前に説明。「ミーティングにいた球団幹部が、大谷さんと水原氏の間で立て替えについて意思疎通があったと言ったという報道があった。それはおかしいなと思っていたが、要するに球団側も水原氏の説明にだまされていた」と理解できたとした。

 「水原氏はその前にもう一段、自分の友達の借金の肩代わりだとウソをついていた。その後、ESPNや球団に対して実は自分の借金で、大谷さんと意思疎通した上で肩代わりしてもらったというウソに変わった。それを代理人や球団も一旦信じたが、その後大谷さんが水原氏からホテルで説明を受けて、ウソだったと代理人や球団にも伝わった。時系列から納得がいった」と語った。

 「連邦検察局が大谷選手を捜査対象としていないと表明しているのと、大谷選手がはっきりと賭博への関与を否定しているということで、かなり強い立場の表明になったと思う」と八代氏。「今後、各メディアが大谷選手が言ったことが事実か裏付け取材をすると思う」と注目点を挙げ、「違うような事実が出て来なければ、大谷選手の証言が裏付けられていく」とした。

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