水谷隼氏「お金は本当に人を変える」水原通訳の違法賭博問題受け、後輩に金持ち逃げされた過去明かす

水谷隼氏
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　東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏（34）が26日、TBSテレビ「ひるおび」に出演。ドジャース・大谷翔平投手（29）がこの日会見し、発表した水原一平通訳（39）の違法賭博問題に対する声明について、受け止めを語った。

　大谷は「僕も話したかったのでうれしく思っています」と切り出し「信頼していた方で、悲しいし、ショックです」と吐露。スポーツ賭博、送金に関与していないと断言し、「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつみんなに嘘をついていた」「言葉では表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきました」などと、約11分にわたり説明した。

　水谷氏は、新チームでの開幕を迎えたタイミングでの騒動に「大谷選手は本当に大変だと思う」と思い遣った。

　信頼していた相棒に裏切られた精神的影響について、元アスリートとして意見を求められると、自身の経験を語り始めた。

　「僕自身も親しくしていた後輩がいて。大学卒業してお金がないって言うから、じゃあ一緒に住もうよと。（自身の部屋に）居候してたんですよ」と回想。「僕が海外遠征に行って帰ってきたら、（後輩が）お金と一緒に消えちゃったっていう…似たような経験があった」と告白した。

　「そこからは相当、気持ち的には落ち込みましたね」と振り返り、「7、8年の付き合いがあって毎日一緒にいたんですけど。やっぱお金って本当に人を変えるんだなって」と、水原氏に重ねていた。