大谷翔平 水原氏による情報統制の可能性を国際弁護士が指摘 「察知して欲しかった」

[ 2024年3月26日 15:53 ]

水原一平通訳の違法賭博問題を受け、声明を発表する大谷翔平(C)Jon SooHoo/LA Dodgers
Photo By 提供写真

 米カリフォルニア、ニューヨーク両州で弁護士資格を持つ国際弁護士の村尾卓哉氏が26日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、ドジャース大谷翔平投手(29)元通訳の水原一平氏(39)を巡る違法賭博疑惑と、チームの危機管理体制についてコメントした。

 水原氏の米メディアでの証言は19日、大谷が自分の口座から送金したとしていたが、翌20日には否定していた。19日の取材にチームの危機管理担当者が同席していたという。

 大谷はこの日、問題を受けて声明を発表した。「僕も話したかったので、うれしく思います」と切り出し、「信頼していた方で、悲しいし、ショックです」「僕はスポーツ賭博に関与してない」「彼が僕の口座からお金を盗んだ」「みんなに嘘をついていた」「言葉では表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきました」などと説明した。

 村尾氏は「今回、大谷選手のお話を前提にすると」と前置きし、「ある意味、水原さんが大谷選手に入る情報をすべてコントロールしていて、いいように両方に情報をコントロールしていたということ」と指摘。通訳の立場を利用し、大谷へ流す情報を取捨選択していた可能性があるとした。

 送金先は、今回の事件の胴元で、違法賭博が疑われているボウヤー氏。村尾氏は「今回ボウヤーという、かなりグレーな人物に大金が送られているという、かなりの不祥事になるということは予測され、かつそれで選ばれているわけですよね、この危機管理担当者が」と解説。「そういうことを考えると、やはり本人(大谷)に聞く、特に水原さんの借金を返したんだという説明を受けたら、水原さんはこの問題の利害関係者なので、この人を通すとまずいんじゃないか?と。おかしな情報通達をされるんじゃないか?ということは、タラレバになりますけど、察知して欲しかったというのはある」と話した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月26日のニュース