春風亭一蔵 トラック運転手時代は「大変」5日間車中泊で孤独の日々 風呂は「ガソリンスタンドで…」

[ 2024年3月19日 14:33 ]

文化放送定例社長会見にゲストで登場した春風亭一蔵
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 落語家の春風亭一蔵(42)が19日、東京・浜松町の文化放送で行われた定例社長会見にゲストで登場した。

 元トラックドライバーの一蔵は、「文化放送 トラックドライバー応援キャンペーン」のアンバサダーに就任。「僕、噺家になる前に、7年くらいですかね、まず引っ越し屋さんから始まって、それから長距離運転手になったんですけど。もちろん僕は大学とかも出てないんで、トラック運転手さんになって、それでラジオから落語を知って、噺家になったという経緯があるんで、トラックドライバーさんの気持ちが一番分かる噺家だと思ってます」と意気込んだ。

 一蔵が運んでいたのは、本田技研工業の自動車。「発売前の車で、隠して研究所からテストコースに持ってくとか、そういう車を専門に運んでた」という。

 ドライバー時代は「とにかく大変だった」といい「月曜日、航海に出ると、金曜日の夜まで帰ってこれないくらい、ずっと車中泊で、お風呂もガソリンスタンドで借りて入ってたりして。自分の部屋にずっといる感じなんですけど、ずっととにかく孤独だったんで」と振り返った。

 「歌を聴いて気分を盛り上げたりしてたんですけど、やっぱり最後は人の言葉なんですよね。そういうふうに自分がなれたらいいなと。(ラジオを)つけて聴いたら落ち着くとか。“こいつ運転手さんのこと良くわかってるわ”って」と語った。

 当キャンペーンは、トラックドライバーへ感謝と応援の声を伝える一方で、宅配サービスなどを普段利用しているリスナーに向け、ドライバー不足による物流課題の周知や解決のためにできることなどを、特別番組やスポットCM、また特設Webサイト、SNSを通じ発信していく。4月15~19日には、特別番組として、かつて同局でトラックドライバーを中心に2021年3月まで52年にわたり愛聴された最長寿音楽番組『走れ!歌謡曲』の復活放送も行われる。

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