中山秀征 全仏失格問題「あれだけラインのイン、アウトは正確に出すのに」映像判定なしに疑問

[ 2023年6月11日 10:20 ]

中山秀征
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 タレントの中山秀征(55)が11日、司会を務める日本テレビ「シューイチ」で、全仏オープンテニスの混合ダブルスで加藤未唯(28=ザイマックス)ティム・プッツ(35=ドイツ)組が優勝したことに言及した。

 加藤は女子ダブルス3回戦のマリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組との試合での失格が波紋を広げる中、4大大会で悲願の初優勝。全仏での日本勢のこの種目の優勝は97年の平木理化、22年の柴原瑛菜に続く2年連続3人目の快挙となった。センターコートでの表彰式で、加藤は準備してきた紙を読み「ここ数日は精神的に苦しかったが、多くの方からの温かいメッセージが支えになった。失格は不運だったが、前を向いて全力を尽くせた」と涙を浮かべた。4日前の女子ダブルス3回戦で失格した際はショックで「もう帰ろうかな」と思ったが、プッツに「長い間ハグされた」ことで気持ちが上向いたという。

 失格になった試合では、相手コート側に送った球がボールガールを直撃。危険な行為とみなされて失格になった。加藤自身は強い球を当てたわけではないとの認識で、大会の運営責任者に動画の確認を求めたが「ビデオを見ることはできない。アンラッキーだったね」と突っぱねられたことという。

 中山は、ビデオ判定がなかったことに「あれだけラインのイン、アウトは正確に出すのに…。抗議したら“アンラッキーだね”って言われただけでしょ。そんなことあります」と首を傾げた。加藤がボールパーソンとの笑顔の2ショットを公開したことに「いわゆるボールパーソンの彼女もにこやかに写真を撮ってる姿を見るとちょっとホッとはしますけれども、何か納得のいかない点が多いね」とし、「誰が見ても、ってことがありますからね。ちょっとこれは納得いかないだろうなと思いますね」と自身の思いを話した。

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