潮田玲子 全仏失格問題に「1番疑問に思ったのはなぜ映像判定をしないんだというところ」

[ 2023年6月11日 09:50 ]

潮田玲子
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 バドミントン元日本代表でタレント・潮田玲子(39)が11日、日本テレビの情報番組「シューイチ」(日曜前7・30)に出演。全仏オープンテニスの混合ダブルスで加藤未唯(28=ザイマックス)ティム・プッツ(35=ドイツ)組が優勝したことに言及した。

 加藤は女子ダブルス3回戦のマリエ・ブズコバ(チェコ)サラ・ソリベストルモ(スペイン)組との試合での失格が波紋を広げる中、4大大会で悲願の初優勝。全仏での日本勢のこの種目の優勝は97年の平木理化、22年の柴原瑛菜に続く2年連続3人目の快挙となった。センターコートでの表彰式で、加藤は準備してきた紙を読み「ここ数日は精神的に苦しかったが、多くの方からの温かいメッセージが支えになった。失格は不運だったが、前を向いて全力を尽くせた」と涙を浮かべた。4日前の女子ダブルス3回戦で失格した際はショックで「もう帰ろうかな」と思ったが、プッツに「長い間ハグされた」ことで気持ちが上向いたという。

 失格になった試合では、相手コート側に送った球がボールガールを直撃。危険な行為とみなされて失格となった。加藤自身は強い球を当てたわけではないとの認識で、大会の運営責任者に動画の確認を求めたが「ビデオを見ることはできない。アンラッキーだったね」と突っぱねられたことという。

 潮田は「今回、試合のポイントだったりだとか、そこまでの賞金も没収されるというペナルティーとしてはかなり大きいじゃないですか。1番疑問に思ったのはなぜ映像判定をしないんだというところ。たぶん皆さんも思ったと思う」と指摘。「バドミントンに置き換えた時に確かにバドミントンはイン、アウトの映像判定というのは2012年のロンドン五輪の後から導入されているんですけど、こういった問題が起きた時の映像判定ってあるのかなって思った時に、見たことがなかったんですよね」と言い、「今回、すごく重要な判断が必要だったと思うので、これだけテクノロジーがあって、なんでここで映像判定してくれなかったんだろうとみんなが思ったので、そこを変えていってほしいなとすごく思いますよね」と自身の思いを話した。

 また、バドミントンの場合は「カードがあって最初イエローカードだと警告、次にレッドカードだと相手にポイントが入るんです。ブラックカードが出たら一発退場というのがルール上ある。段階があるんです」と説明した上で、「今回は警告の後に急な失格というのも、経緯が分からないですし、納得できないところなのかなと思います。こういうことがあってルール改正というのは良い方向にどんどん進んでいってほしいなと思いますよね」と話した。

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