“バイプレーヤーの美学”説いていた笑瓶さん　40年来の親交「スタレビ」根本要悼む「人生の達人だった」

デビュー30周年を祝う誕生日ケーキを笑福亭笑瓶さん（左）から贈られる「スターダスト☆レビュー」
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　22日に急性大動脈解離のため66歳で死去した笑福亭笑瓶さんと40年来の親交があったバンド「スターダスト☆レビュー」のボーカル＆ギターの根本要（65）がスポニチ本紙の取材に応じ、笑瓶さんを追悼した。

　1980年代から90年代にMBSラジオ「MBSヤングタウン」でともにパーソナリティーを務め、企画で「流しの兄弟」というデュオを結成。「笑瓶ちゃんは一時、ミュージシャンを志すほど音楽が好きだった」といい、「スリリングな誘惑」という曲まで作ったという。

　笑瓶さんはよく「一番はつらすぎる。だからあまり売れたらあかんで」と“バイプレーヤーの美学”を説いていた。「生きる道としてセカンドポジションを目指し階段を上がっていった。スマートで賢い。人生の達人でした」と振り返った。