「鎌倉殿の13人」最終回 義時が政子に託した泰時への“遺言”巧妙キーアイテム“髻観音”の変遷振り返る
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脚本・三谷幸喜氏(61)と主演・小栗旬(40)がタッグを組み、視聴者に驚きをもたらし続けたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は昨年12月18日、最終回(第48話)を迎え、完結した。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は大河出演8作目にして初主演に挑んだ。
最終回は「報いの時」。北条義時(小栗)は北条泰時(坂口健太郎)を鎌倉方の総大将に据え、朝廷との“最終決戦”「承久の乱」(1221年、承久3年)に勝利。後鳥羽上皇(尾上松也)を隠岐島へ流罪とした。
3年後、義時は不意に昏倒。体調は悪化し、政子(小池栄子)が見舞いに訪れた。時の流れを振り返る2人。
薬を取ってほしいと頼まれた政子は小さな瓶を逆さにし、床にこぼす。「北条泰時を信じましょう。賢い八重さんの息子」「確かに…あれを見ていると…八重を…思い出すことが…」「でもね、もっと似ている人がいます。あなたよ」「姉上…あれを…太郎に…」。義時が指さし、部屋の隅にあるのは、源頼朝(大泉洋)の形見の小さな観音像(髻観音)――。
政子「(髻観音を手に、義時に一歩近寄り)必ず渡します」
義時「姉上…」
政子「ご苦労さまでした…小四郎」
政子はさらに近寄り、弟の頬に手を添える。義時は静かに息を引き取る。政子の嗚咽だけが聞こえる。
「髻観音」の移り変わりを振り返る。
第5話「兄との約束」(2月6日)。石橋山の戦いに敗れた頼朝は、山中の洞窟に身を潜めた。髻(もとどり=髪を頭の上で束ねた髪形)から小さな観音像を取り出し「3歳の頃から、肌身離さずおる。わしの首が敵の手に渡った時、髻からこれが出てくれば、皆あざ笑うであろう。ここに置いておく。こんなことなら、ご本尊を持ってくるべきであった。誰か取ってきてくれ!誰か!」。北条宗時(片岡愛之助)と工藤茂光(米本学仁)が北条館に戻った。
第24話「変わらぬ人」(6月19日)。頼朝は源範頼(迫田孝也)への猜疑心を拭えず。比企尼(草笛光子)は「お立場は、人間を変えますね。優しい子でした。私が差し上げた、かわいらしい観音様を、あなたは、ご自分の髪の中にしまわれて。尼の思いは片時も忘れませぬと。あの時のあなたは、どこ行ってしまわれた」。頼朝は「観音様は捨て申した。挙兵の時、源氏の棟梁として、甘く見られてはならぬと。こうやって私は命をつないできたのです!」。政子も同席していた。
第26話「悲しむ前に」(7月3日)。落馬した頼朝は「臨終出家」。三善康信(小林隆)が髻を切ると「これが出てまいりました」。捨ててしまったはずの髻観音は、政子に渡った。頼朝が荼毘に付されると、義時は伊豆へ帰る決意。しかし、政子が引き留め、弟の手を握る。「鎌倉を見捨てないで。頼朝様を、頼家を」――。義時は手渡された髻観音を握り締めた。
第34話「理想の結婚」(9月4日)。義時は泰時に髻観音を譲る。「私は、あのお方のお子とお孫を殺めた。もはや、持つに値しない身だ」。泰時は「父の本心が、私には分かる。父はこれを持ってると、心が痛むのだ。自分がしたことを責められているようで、たまらないのだ。だから私に押し付ける」「父は持ってるべきなんだ。自分のしたことに向き合って、苦しむべきなんだ。それだけのことをあの人は…」と初(福地桃子)にこぼした。
第47話「ある朝敵、ある演説」(12月11日)。義時と後鳥羽上皇の対立が激化。泰時は義時を呼び止め「これは、父上にお返しします」「父上こそ持っているべきです」「父上を必ず、お守りくださいます」と木箱に入った髻観音を差し出した。義時は「おまえにやったものだ」「頼朝様を裏切った私は持つに値しない。そう言ったはずだ」と拒んだが、受け取り、一人、物思いに耽った。
最終回。それまで「私は神仏など畏れぬ」などと語っていた義時だが、髻観音を両手で挟み込み、愛息の勝利と無事を祈った。
髻観音に加え、文覚(市川猿之助)がもたらし“鎌倉殿の証し”になった髑髏と、キーアイテムの使い方も巧妙。第45話「八幡宮の階段」(11月27日)、4代目鎌倉殿の座を狙った公暁(寛一郎)は髑髏を手に絶命。義時から差し出された政子は「もうよい。どこかに丁寧に埋めてしまいなさい」。愛息・源実朝(柿澤勇人)を亡くし、伊豆へ帰るという姉を今度は義時が引き留めた。
一方、髻観音は最後、義時→政子→泰時へ。父から愛息への“遺言”だったのか。鎌倉を治める者の象徴となった。
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