加藤浩次　東京五輪組織委元理事の逮捕に「ゾッとする」　「1番の問題」を指摘

極楽とんぼの加藤浩次
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　お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次（53）が18日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜前8・00）に出演。受託収賄の疑いで東京五輪・パラリンピック大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者（78）が東京地検特捜部に逮捕された事件について言及した。

　高橋容疑者は「みなし公務員」と規定されている役員の立場でありながら、大会スポンサーだった紳士服大手AOKIホールディングス（HD）から違法に金品を受領した疑いが持たれている。特捜部は贈賄の疑いで、AOKIHD前会長の青木拡憲容疑者（83）ら3人も逮捕した。

　加藤は「本当に公平にやらないといけないっていうスポーツの祭典で、お金儲けにどんどんずっと走ってきてる。その中で日本国内でも組織委員会でこういうことがあるっていうのは、僕は由々しき問題だと思う」とコメント。続けて「高橋容疑者が便宜を図ろうとしたのは、組織委員会の中のマーケティング局。そこの人間たちはそれで動いてるわけですよ、知らずに動いている人もいれば、理解して動いている人もいっぱいいるわけですよ。お金の動きを作るためにいろんな人間が動いてるってことが1番の問題だと僕は思う」と指摘。「そういう形で（東京五輪が）行われていたんだと思うとゾッとする」と語った。