Ado 憧れの椎名林檎と話題の映画で感激コラボ「うそじゃないかと…貴重な経験」

[ 2022年8月18日 06:00 ]

ORIHARA氏が描き下ろしたAdo(右)と椎名林檎のコラボレーションビジュアル
Photo By 提供写真

 「歌い手」として活動しているAdo(19)が、橋本環奈(23)の主演映画「カラダ探し」(10月14日公開)の主題歌を担当することになった。憧れの椎名林檎(43)に書き下ろしてもらった「行方知れず」。話題作での初タッグに「うそじゃないかと思うくらいとても貴重な経験です」と感激している。

 Adoがまた夢をかなえた。目標だったさいたまスーパーアリーナ公演を今月11日に成功させ、次は憧れの人とのコラボレーション。椎名が作詞作曲、編曲も手掛けた力作の提供を受けた。

 スポニチ本紙にコメントを寄せ「この命が尽きてしまうんじゃないかと思うほど、この世の全ての運を使い果たしているくらいに光栄です」と、これ以上ない喜びを表現した。ずっと憧れてきた存在で「歌い方にも影響を受けている」と明かす。自身のYouTubeチャンネルでも椎名の「罪と罰」(00年)のカバー動画を投稿しているほどだ。

 「行方知れず」は抑揚を付けた歌声が印象的な重厚で激しいロックナンバー。椎名の独特な世界観を感じさせる歌になっているという。レコーディングには椎名も立ち会い、Adoは「林檎さんだからこそ表現したいことが林檎さんの中にあり、ちゃんと応えられるかの不安はありましたが、たくさんアドバイスをくださって勉強になりました」と振り返った。

 一方の椎名は「Ado氏の声を初めて拝聴したとき“なんと理想的などら猫声なんだ”とおののきました」「野性味あふるる雄叫びを聴かせてくれるAdo氏ですが、制御する知性にも恵まれた職人」などと絶賛の嵐。携帯小説として話題となり、漫画化に続いて実写化となる話題のホラー作品に花を添える「行方知れず」について「能弁にあれこれしたためているつもりです。そしてAdo氏が応えてくれています」と、仕上がりに自信をのぞかせた。発売日は後日発表予定で、Adoは「早く皆さんに聴いていただきたいです」と呼びかけている。

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2022年8月18日のニュース