さんま 「浅草キッド」を絶賛「俺たち世代の芸人たちからしたらたまらない」も 唯一付けた注文は…

[ 2022年1月3日 15:15 ]

明石家さんま
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 お笑いタレントの明石家さんま(66)が2日放送のフジテレビ「さんまのまんま新春SP」(後3・45)に出演。ネットフリックス映画「浅草キッド」を絶賛するも、「唯一」の注文を付けた。

 この日は、同作で監督を務めたお笑い芸人の劇団ひとりと、ダブル主演の一人で、柳楽優弥演じるビートたけしの師匠、深見千三郎を演じた俳優の大泉洋がゲスト出演。同作を見たというさんまが「もう難しいところやろな。コピーをどこまで近づけるのかって言う難しさあったやろ」と話を振ると、ひとりは「最初は似せようと思って、ものまねを僕もたけしさんをよくやるし、事務所の先輩の松村(邦洋)さんも来て、レッスンをずっとやってたんですけど、ものまねがどんどんうまくなっていっちゃって、本当にものまねぽくなっちゃったんです。どんどん面白いたけしさんになっていっちゃったから、微妙だったですよね」とたけしを描く難しさをもらした。

 これに、さんまは「好みだと思うわ」と見解を示しつつ「上手かった、すごかった、あのコピー力は」と柳楽の演技を絶賛。ひとりが「ものまね要素を減らして、たけしさんに似せるっていうちょっと難しい注文を柳楽さんに(した)」と明かすと、さんまも「柳楽君、かなり勉強したのが見えるもんな、画面で」と称賛した。

 深見については「師匠は映像がほとんど残ってなくて…」と大泉。さんまも“盟友”たけしの師匠ではあるが、「俺はお会いしたことなくて…。存在は知ってるけど、テレビ局には一度も顔を出してらっしゃらない方なんで、俺は知らんねん」と明かしつつ、「俺たち世代の芸人たちからしたらたまらない(作品だった)。いい映画やった。俺らの世代もひとりの意気込み、あれをやってくれるすごさは感謝してるよ」と語った。

 それでも「ただ、もう、唯一というか、エレベーターのシーンでボタン1階押しとれへんねん」とケチを付けたさんま。「あれ、わざとか?(たけしが師匠の)かばん預かったままや…。1階押してない」と注文を付けると、ひとりは「そうでしたっけ?どっちにしろ、文句言うのやめてもらっていいですか?何であれ、どうであれ、実際は」と不満顔。大泉も「2時間あれだけの作品見て、そこいいます?」と応じ、ひとりは「本当に嫌な客ですね」と厳しい顔を見せ、スタジオは笑いに包まれた。

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2022年1月3日のニュース