吉村知事　2025年万博は「コメンテーターの可能性が一番高い」　池上氏の鋭い質問に“冗談”でかわす

　大阪府の吉村洋文知事（46）が、3日に放送されたMBSテレビ「直撃　池上彰×山里亮太　コロナでどーなる2022」に出演。2025年に開催される大阪万博について、期待感を示した。

　この日の番組ではジャーナリスト池上彰氏の直撃取材に答える形で登場。吉村知事は常に会見などで露出する際に、服の胸の部分に「EXPO　2025」の文字があると万博PRを指摘された。

　同知事は「万博というのは次の世代。未来の社会はこうなるんだというのを示して、ワクワクすること。そこに新しい技術や産業が生まれて、イノベーションが生まれることに意味があると思います」と、若い年代が刺激を受けることで、日本の成長を加速させることに期待。「新たなことにチャレンジできる、ワクワクする万博に」と呼び掛けた。

　すると池上氏から「ワクワクしていきたい。ご自身はどういう立場にいるんでしょうかね。知事ですかね。それとも維新のトップか。それともコメンテーターですか」との鋭い指摘が。日本維新の会の代表選挙には出ないことを表明しているが、すでに“維新の顔”としての全国的な認知度が高い。

　これに吉村知事は「コメンテーターの可能性が一番高いんじゃないですかね。その時、池上さん一緒に行きましょうよ。ここがおかしい、あそこがおかしいと、その時の知事、市長をどんどん批判しましょう」と冗談を交えてかわし、スタジオ内も大笑い。MCの「南海キャンディーズ」山里亮太からも「昔、あなたが決めたやつですよ」との指摘を受けると言われると、同知事は「俺が決めた時と、ここが違っている、と。いろんな情報知っていますから大丈夫ですよ」と、大阪らしくジョークで新年を迎えた。