「ジャニーズ・アイランド」1日開幕 Jr.68人全員座長で22年船出

[ 2022年1月3日 04:00 ]

出演した68人のジャニーズJr.
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 総勢68人のジャニーズJr.全員が座長を務める舞台「ジャニーズ・アイランド」が1日に東京・帝国劇場で初日を迎え、出演者が2日、同所で抱負を語った。「HiHi Jets」高橋優斗(22)は「ジャニー(喜多川)さんが大切にしていた作品。1カ月間誰一人欠けずに、皆さんにジャニーさんの言葉を届けていきたい」と意気込んだ。

 2012年初演の作品を今回、滝沢秀明ジャニーズ事務所副社長が初演出。滝沢氏が「一人でも多くスポットライトが当たるように」と語るように、出演者の特技が満載となっている。

 新演出の目玉の一つが、アクロバットが得意な精鋭10人が披露する「SWING SHIP(スイング・シップ)」。最大傾斜50度まで傾く全長6メートルの船のセットからジャンプなどを披露する。「Jr.SP」の林蓮音(21)は「はらはらドキドキ」と緊張感を語った。

 東京五輪開会式で注目を集めたピクトグラムにも挑戦。白とピンクのコスチュームで1月は鏡もち、5月は鯉のぼりなど四季の風景を作り上げた。パリ五輪の新種目「ブレイキン」も組み込まれ、強化指定選手のISSEIから指導を受けたJr.が本格的なダンスを披露した。

 一方で「平和への思い」を描くシーンなどジャニーさんが大事にしてきた思いは継承。滝沢氏は「ジャニーさんを知らない出演者たちにも、“ジャニーイズム”を伝えていきたい」と改めて決意を語った。公演は26日まで同所で。

 《滝沢氏 メリーさん亡くなり全員に責任意識芽生えた》滝沢氏は昨年を「メリー(藤島)さんが亡くなり寂しいこともあったが、逆にそれによりエンジンがかかり、責任を持たなきゃという意識を全員が感じた。生まれ変わっていく年だった」と総括。「ファンの皆さんの期待に応えられるような華やかで美しいジャニーズに」と新年の抱負を語り、Jr.には「大きく羽ばたく一年になることを願っている。どのグループが世の中に羽ばたいてもおかしくないと感じている」と期待を寄せた。

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2022年1月3日のニュース