橋下徹氏 大阪府知事選出馬めぐる「2万%ありえない」発言の真相告白「出られへんやんかということで」

[ 2022年1月3日 12:43 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が、1日配信のABEMA「NewsBAR橋下SP」(後9・00)に出演し、知事選立候補の裏話を明かした。

 08年1月の府知事選の際には、一時は出馬報道を「2万%ありえない」と完全否定していたが、一転して出馬を表明し、当選した。進行役の「サバンナ」高橋茂雄から「何で2万%って言ったんですか?」と問われると、橋下氏は「どうせ番組のこともあるから、出られへんやんかということで、言ったんです」と打ち明けた。

 「2万%」発言の翌日、キャスター辛坊治郎氏が橋下氏と会ったという。橋下氏の擁立に賛成だったといい、「翌日会って、『本当に出ないの?』と言ったら、『出る気はあるんだけど、仕事の関係があって出られない』っていうから、『そんなの気にせんでええわ』と言って」と、橋下氏の背中を押したことを明かした。

 当時の橋下氏はレギュラー番組もあり、出馬となれば収録済みの番組すべてが放送できなくなる。辛坊氏は、「年末特番を10本収録済みだったの。その状況で芸能人だったら(出馬が無理なのは)分かるでしょ?」と補足説明した。しかも、収録済みだったのは島田紳助さん、故・やしきたかじんさんら、大御所の番組だったという。

 それでも、紳助さん、たかじんさんともに立候補には理解を示してくれたそうで、橋下氏は「紳助さんとかたかじんさんとか、『番組のことは全部引き受ける』と(言ってくれた)」と明かした。たかじんさんの番組は収録済みの映像をお蔵入りにし、生放送に切り替えて穴埋め。紳助さんの番組も画像処理などで乗り切ったという。橋下氏は「本当に迷惑かけました」と振り返っていた。

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2022年1月3日のニュース