「おかえりモネ」りょーちん母・坂井真紀は来週初登場 永瀬廉の慟哭にネット「予告で涙腺崩壊」

[ 2021年7月3日 08:20 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」で亮(永瀬廉)の母、新次(浅野忠信)の妻・及川美波役を演じる坂井真紀(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)でヒロイン・永浦百音(清原果耶)の幼なじみ・亮(永瀬廉)の母・及川美波役を演じる女優の坂井真紀(51)が来週(第8週、5~9日)初登場することが3日、次週予告で明らかになった。

 坂井の出演は6月19日に発表。いつ登場するのか、注目されていた。

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第8週のサブタイトルは「それでも海は」。2015年の年末、百音(清原)は3度目の気象予報士試験の準備をしつつ、故郷へ帰省。亮(永瀬廉)の父・新次(浅野忠信)のことで、父・耕治(内野聖陽)ら家族が悩んでいた。新次は耕治と幼なじみだったが、震災前に買った新しい漁船の借金返済をめぐり、耕治と疎遠になっていた。その新次がトラブルを起こし、百音と未知(蒔田彩珠)は亮の心中を察して心配し…という展開。

 坂井が演じるのは、亮の母で、カリスマ的な漁師だった新次の妻・美波役。これまで劇中に姿は登場していなかった。

 唯一“登場”したのは、第13話(6月2日)。お盆休み、百音が気仙沼の実家に帰省。亮ら同級生たちが百音の家に泊まることになり、母・亜哉子(鈴木京香)が亮の親に連絡を入れる。電話帳をめくると「及川美波」の名前。美波の携帯番号に出たのは新次だった。

 亜哉子が「亮君、一晩、うちでお預かりしてもいいでしょうか?」と聞くと、新次は「社会人になった男ですよ。好きにさせりゃいい。あ、いやいや。亜哉子さん、相変わらず丁寧で。すいません、わざわざ。よろしく頼みます」。亜哉子が「新次さん、お元気ですか?」と続けると、新次は「元気ですよ。連絡、どうも」と素っ気なく電話を切った。亜哉子の硬い表情が、ただならぬ背景を物語った。

 第18話(6月9日)、浮遊幼生(カキの赤ちゃん)をくっつけて育てる原盤(ホタテの貝殻)を海から引き揚げるタイミングをめぐり、未知は祖父・龍己(藤竜也)や耕治と言い争いに。未知は「さすが銀行員だね。お父さんって、お金の話ばっかり。具体的に論理立てて、できない理由を言う。お父さんにとって、お金で損することが一番の悪だもんね。返済が正義だもんね!そうやって、りょーちん(亮)のお父さんにも船、あきらめさせたもんね!りょーちんの家、あんなに大変だったのに!」。耕治と新次の間に“トラブル”があったことも暗示されていたが、その詳細も来週、明らかになりそうだ。

 予告には、美波も含めた永浦家と及川家の仲睦まじい姿から一転、亮が「親父!」と叫んで泣き、耕治が「亮!」と制止するようなシーンも。最後は百音が涙。両家に待ち受ける物語とは――。

 SNS上には「えええ?来週、りょーちん親子、どうなるの?」「予告だけで涙腺崩壊」「来週は及川親子のエピソードか。朝から号泣必至かな」などの声が見られた。

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2021年7月3日のニュース