近藤春菜 涙の「スッキリ」卒業 「いつかまた私の事を取り上げていただきたい」

[ 2021年3月26日 11:03 ]

「ハリセンボン」の近藤春菜
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 お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜(38)が26日、5年間MCを務めた日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)を卒業した。

 近藤は2016年4月に同番組のサブMCに就任し、メインMCの「極楽とんぼ」加藤浩次(51)とともに盛り上げてきた。この日、同局の水卜麻美アナウンサー(33)も番組を卒業した。

 番組では、近藤がファンを公言し、番組で対面がかなったスポーツ庁長官の室伏広治氏(46)から花束とメッセージが届けられるサプライズも。「今後ともますますのご活躍をお祈りしております」という室伏氏のメッセージが読み上げられると、近藤は「本当にありがとうございます。お会いできて、私もうれしかったですし、きょう、『スッキリ』が作ったパネル、持ち帰らせてもらいます」と笑わせた。

 エンディングでは「本当に5年間、ありがとうございました」とあいさつ。「私は最初、戸惑うこともあって、正直、逃げ出したいと思うこともあったんですけど、なぜここまでやらせていただいたかというと、加藤さんをはじめ、『スッキリ』の皆さんが毎日、一生懸命にいろいろなことと向き合い、事実を伝える、いろいろな視点から伝える、そして違うということは真摯(し)に向き合って謝ると(いう姿勢で)やられていて。バカみたいなことも一生懸命やるという、『スッキリ』が大好きだから、私のチームの一員として何かできることはないかとここまでやらせていただきました」と声を震わせた。

 「皆さんも何か過ごしにくい世の中で、孤独を感じたりとか、いろいろなことが嫌になることがあったら、引き続き『スッキリ』を見てください。引き続き、チーム『スッキリ』はあなたを1人にすることがありません。すごく真摯に向かって、怒ってくれたり、時には新しい考えを教えてくれたりします。それは加藤浩次さんという男がそういう男だから、こういうチームが本当に、本当に皆さんがそうなんです。だから私も引き続き、『スッキリ』を見ながら応援しますし、この『スッキリ』にいただいた愛や思いやりをいろいろなところに届けられる、そんなふうにしたいと思います。そしてチーム『スッキリ』としてその名に恥じぬような活動を『スッキリ』でいつかまた私の事を取り上げていただきたいと思います」と力を込めた。

 ともに卒業する水卜アナにも「水卜ちゃんは友だちだと思っています。『ZIP』を見て『スッキリ』に続いていくのを楽しみしています」とエール。「本当に皆さん、ありがとうございました」と頭を下げた。

 近藤は今年1月4日の放送で「3月いっぱいでこの『スッキリ』を卒業させていただきます」と番組卒業を発表。「私の意志で『巣立ちたいんです』とお話させていただいた」と説明した。

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2021年3月26日のニュース