WANIMAがプロ野球ソフトバンク開幕戦に登場 テーマ曲をサプライズ披露

[ 2021年3月26日 18:42 ]

<ソ・ロ1>ソフトバンク対ロッテ戦の開幕戦セレモニーで行われたWANIMAライブ全景(撮影・岡田 丈靖)
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 熊本出身の3人組バンド「WANIMA」が26日、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの開幕戦セレモニーに登場した。球団の熊本・大分地震災害復興支援プロジェクト「ファイト!九州」のテーマ曲「旅立ちの前に」(4月28日配信)をサプライズで初披露。3人はスポニチ本紙の取材に応じ、ボーカル&ベースのKENTA(32)は「ストレートな歌詞で九州から全国を盛り上げていきたい」と思いを語った。

 高揚感と緊張感あふれるプレイボール30分前のセレモニー。球場内が暗転すると、3人はセカンドベース付近に特設されたステージに姿を見せ、スポットライトを浴びて、ヒット曲「ともに」を披露。続いてKENTAが「この日に向けて新曲を作ってきました」と明かすと、スクリーンに「ファイト!九州テーマソング」と大写しされる中で「旅立ちの前に」をサプライズで初披露した。

 2016年の熊本・大分地震災害から5年経ち、球団側からオファーを受け、書き下ろした新曲。同じ九州という縁もあって、柳田悠岐(32)は「ともに」、松田宣浩(37)は「やってみよう」など、WANIMAの歌を打席入場曲に使う選手も多い。17、18年の日本シリーズのオープニングセレモニーでWANIMAの歌を流した試合は4戦全勝と、チームにとっても勝ち運を運んでくれる存在でもある。

 中、高校時代はサッカー部に所属しながら野球部にかり出されていたギター&コーラスのKO―SHIN(31)は「5連覇がかかっているチームのテーマ曲に関わることができて心から嬉しい」と感激。作詞作曲したKENTAは「これまで歌詞に“がんばれ”という言葉を気安く使ってこなかったけど、この曲で初めて使った。ホークスが野球で世の中を明るくしていこうという中で、僕らは音楽がどれだけ誰かの励みになれるか。九州から全国を盛り上げていければ」と意気込んだ。

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