「グッとラック!」最終回 最後まで“志らく節”「ラヴィット!は短命に終わったら承知しないからね」

[ 2021年3月26日 10:12 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が26日、MCを務めるTBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。番組最終回で、志らく節を貫いた。

 エンディングのコーナー「志らく一段落」であいさつ。「終了が決まってからこの番組は抜群に面白くなったといろんな人に言われるんですね」と切り出し、「開きなおってやけくそになったのも
一因としてないこともないかもしれませんが、そうではなく
秋のリニューアルから(田村)淳さんが入ってくれて、半年近くたってようやくみんなの役割分担がわかるようになってきて、息が合うようになってきてそれで面白くになった。ほんとだったらあと半年、1年やったらもっと違う番組になれたんじゃないかという悔しさはあります」と述べた。

 一方で「貴重な朝の時間を私のようななんでも言いたい放題の落語家に任してくれたっていうことはTBS、支えてくれた視聴者の皆さんには深く感謝しております」と感謝を述べた。「もう一つ愚痴を言わせていただければ」と続け、「落語家ってのは人生の一番恥ずかしいところを語る稼業なので、正常時にやりたかったなというのはありますね。コロナ、1年半のうち1年はコロナだったんで。コロナばっかり…早くおさまってほしいというのはありますけど、考えようでコロナ禍を全力で走り切ったのが
グッとラックという番組だったと思っております」と語った。

 後継番組の「ラヴィット!」にも触れ「ぜひご覧になってください。私は見ませんけど…」と語ってスタジオの笑いを誘い「見れるわけない心穏やかに!2、3年後には心穏やかに見るかもしれませんが、ラヴィット!は短命に終わったら承知しないからね。なんのためにグッとラック終わらせたのかわからないから」と志らく節でエールをおくった。

 「時間が余ってしまったのでしらくのさくら独唱を…」と言って再び笑いを誘いながら、「皆さん本当にありがとうございました。グッとラック!」とサムアップポーズで締めた。

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2021年3月26日のニュース