しずちゃん「フラガール」舞台いわき市で笑顔の聖火リレー「ワクワクした」

[ 2021年3月26日 05:30 ]

スパリゾートハワイアンズのダンサーらと一緒にポーズするしずちゃん(中央)
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となっていた東京五輪の聖火リレーが25日、福島県からスタートした。

 南海キャンディーズのしずちゃん(42)はいわき市を駆け抜けた。小学生ら20人と一緒にいわき陸上競技場の約100メートルを走り「あっという間だったけど、ワクワクした時間でした」と笑顔で観衆に手を振った。

 常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の誕生を描いた映画「フラガール」(06年公開)に出演。女優としての出世作となり、舞台となったいわき市を「第二の故郷」と言う。「今もイベントに呼んでいただいている。走らせていただいて、ありがたかった」と喜んだ。

 23日に相方の山里亮太(43)と、妻で「フラガール」で共演した親友の蒼井優(35)と食事した。2004年のM―1グランプリで「火を怖がるサイ」のネタを披露し、準優勝して大ブレーク。2人からの助言については「M―1で“火を怖がるサイ”をやっていたので、火を怖がらないように言われました」と明かし、笑いを誘った。

 コロナ下で始まった聖火リレー。1月には自身も新型コロナウイルスに感染した。著名人の聖火ランナーの辞退が相次ぐ中、「スケジュールが問題なかったので」と参加。ボクシング選手として目指した五輪の舞台を盛り上げるべく聖火をつないだ。

 「暗いニュースが多く、しんどい思いをしながら生きている中で、ちょっとでも楽しいものを伝えていけたらと思ってやりました」。フラガールの笑顔に戻ったしずちゃんが、いわきを明るくした。

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