マツコ出演「夜の巷」 6年の歴史に幕 最後は「締まりがねえな!」

[ 2021年3月26日 13:43 ]

マツコ・デラックス
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 マツコ・デラックス(48)初のオールロケ番組としてスタートしたテレビ朝日「夜の巷を徘徊しない」(木曜深夜0・15~0・45)が25日、最終回を迎えた。2015年4月に始まった「夜の巷を徘徊する」から6年の歴史に幕を閉じた。

 最終回の放送は、番組ADが考えたエンディング候補からマツコが選ぶことに。ソーシャルディスタンス飲み、マツコがビールをイッキ飲みなどの案が出る中、「問題を解くまでスタジオから出られない」という脱出ゲームで締めることに。スタジオの扉が鎖と南京錠で施錠され、クイズを解いて南京錠の暗証番号である4ケタの数字を導き出す。マツコは「クリスマス=10、バレンタイン=7、マツコ=?」の問題をいとも簡単に解いた上、鎖を引っ張ったら簡単に外れるというグダグダぶり。しかも、扉を開けた瞬間、最後の挨拶にやってきたスタッフと偶然鉢合わせ「最後だったのよ!アンタ!すごいタイミングで来たわね!」とキレ気味。それでも、番組スタッフに「さようなら。またどっかで会う顔ぶればかりだと思うから」とマツコ節で別れを告げた。

 しかし、これだけで終わらず、今度は扉が閉まらない。最後までグダグダでマツコは「締まりがねえな!ほんとに」と吠えて番組は終わった。

 番組は、マツコが夜の街を気の向くまま“徘徊”する自然体バラエティーだったが、新型コロナウイルスの影響でロケが難しくなり、昨年10月1日から番組タイトルを「夜の巷を徘徊する」から「夜の巷を徘徊しない」に変更。スタジオ収録番組となった。同局広報部は「昨年から続くコロナの影響で、番組のコンセプトである深夜帯においての外ロケを十分に行うことができず、終了のきっかけの1つになったのは事実です」としていた。

 15年4月には、マツコが25年ぶりにボウリングに挑戦。17年4月には、高校時代に同級生だった俳優の木村拓哉(48)と共演。大きな話題を呼んだ。

 後番組は、お笑いコンビ「かまいたち」の関東地区初の冠番組「かまいガチ」(火曜深夜2・16)が枠移動。深夜2時台から深夜0時台に昇格する。

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2021年3月26日のニュース